ヤマハ | YAMAHA トレーサー9 / GT/ + / Y-AMT | TRACER9 / GT/ + / Y-AMT
トレーサー900が、2021年モデルで全面的な仕様変更を受けた際に、新たに「トレーサー9」という名称が与えられた。MT-09トレーサーからトレーサー900になっていたので、2度目の名称変更だった。この仕様変更に伴い、同年のMT-09にも採用された新エンジン(排気量は888ccに拡大)とフレームを採用。6軸IMUを中心としたさまざまな電子制御技術も盛り込まれ、クルーズコントロールは標準仕様にも装備された。上級仕様のGTは、電子制御式セミアクティブサスペンションを備えるようになった。なお、欧州では標準仕様とGTがラインナップされたが、日本市場にはGT仕様のみが導入された。2022年のEICMA(ミラノショー)では、ミリ波レーダーと連携したACC(アダプティブクルーズコントロール)を搭載したブレーキを搭載したトレーサー9GT+(プラス)が発表された。これには前走車との車間距離に対し、ライダーのブレーキ入力が不足していた場合に、自動でブレーキをアシストするシステムも組み合わされていた。トレーサー9GT+(プラス)は、2023年10月から日本国内でも販売された。トレーサー9は、2025年モデル(2024年10月発表)でマイナーチェンジを受け、標準モデル、電制サス装備のGT、ミリ波レーダー装備のGT+ともに、ユーロ5+規制をクリアしつつ、デザイン変更(マトリクスLEDヘッドライトの採用)はじめ、各所のアップデートを受けた。また、ヤマハの自動変速システム「Y-AMT」も採用され、標準モデルとGTでは、6MTとの選択が可能、GT+は、Y-AMTモデルのみの設定となった。トレーサー9GTの2025年モデルは2025年4月から、トレーサー9GT+は5月から日本市場でも販売された。