スズキ | SUZUKI ストリートマジック50 | STREETMAGIC50
1997年2月に登場したストリートマジック(TR50)は、スクーターのパワーユニットをスポーツバイクスタイルのフレームにドッキングさせた、オートマチックスポーツだった。強制空冷の2ストローク49cc単気筒エンジンは、当時のメーカー自主規制値だった7.2psを発揮し、原付スクーターよりも大きな12インチホイールで元気のいい走りを見せた。また、ストリートマジックと同じタイミングで、スポーティバージョンのストリートマジックSが発表され、少し遅れて6月には、オフロードバイクテイストをプラスしたストリートマジックⅡ(Sがベース)も登場した。また、翌年にはアドレス110用エンジンを搭載した原付2種スポーツのストリートマジック110とストリートマジックⅡ110も設定され、シリーズは全5車種となった。なお、スズキによる車種名は、単にストリートマジックだが、バイクブロスでは110cc版との違いを明確化するため、便宜上「ストリートマジック50」と表記する。