スズキ | SUZUKI テンプター400 | TEMPTER 400

車輌プロフィール

スズキ・テンプター400は、1997年に発売されたトラディショナルスタイルのロードスポーツモデルだった。空冷単気筒エンジンを搭載する400ccスポーツとしては、SR400(ヤマハ)というロングセラー(1997年当時でも、登場から20年弱が経過)が存在していたが、その向こう正面を張るかたちでの登場だった。排気量396ccの空冷単気筒OHCエンジンは、競合のSR400がわずかに前傾するかたちで搭載されていたのに対し、テンプターでは「直立」しており、どこか古い英国車のようだった。始動はキック式ではなくセルフスターターで行うかたち。5段ミッションを組み合わせ、前後のブレーキはドラム式(前輪はツーリーディング式のドラム)だった。なお、車名の由来は、英語のtempt(誘惑する)から。erが付いて「誘惑する者」という意味で、そんな魅力的なバイクであることを表していた。

2000年 TEMPTER 400 (カタログメイン)
2000年 TEMPTER 400
2000年モデル
スズキ TEMPTER 400

基本スペック

タイプグレード名 TEMPTER 400
型式 NK43A
発売年 2000
発売月 3
仕向け・仕様 国内向けモデル
全長 (mm) 2110
全幅 (mm) 730
全高 (mm) 1040
ホイールベース (mm) 1430
最低地上高(mm) 150
車両重量 (kg) 173
乗車定員(名) 2
燃料消費率(1)(km/L) 43.5
測定基準(1) 60km/h走行時
原動機型式 K409
原動機種類 4ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 空冷
排気量 (cc) 396
カム・バルブ駆動方式 OHC(SOHC)
内径(シリンダーボア)(mm) 88
行程(ピストンストローク)(mm) 65.2
圧縮比(:1) 8.5
最高出力(PS) 27
最高出力回転数(rpm) 7000
最大トルク(kgf・m) 3
最大トルク回転数(rpm) 5000
燃料供給方式 キャブレター
燃料タンク容量 (L) 12
満タン時航続距離(概算・参考値) 522.0
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式
点火プラグ標準搭載・型式 DPR7EA-9
搭載バッテリー・型式 YTX9-BS
エンジンオイル容量※全容量 (L) 2.4
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・5段変速
変速機・操作方式 フットシフト
1次減速比 2.218
2次減速比 3.000
変速比 1速 2.333/2速 1.578/3速 1.142/4速 0.956/5速 0.833
動力伝達方式 チェーン
スプロケット歯数・前 15
スプロケット歯数・後 45
チェーンサイズ 520
標準チェーンリンク数 110
フレーム型式 セミダブルクレードル
キャスター角 26°45′
トレール量 (mm) 110
ブレーキ形式(前) 機械式ダブルリーディング
ブレーキ形式(後) 機械式リーディングトレーリング
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 正立フォーク
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 2
タイヤ(前) 100/90-18
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)荷重指数 56
タイヤ(前)速度記号 S
タイヤ(後) 130/80-17
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)荷重指数 65
タイヤ(後)速度記号 S
ホイールリム幅(前) 2.5
ホイールリム形状(後) MT
ホイールリム幅(後) 3.0
ヘッドライト定格(Hi) 60W/55W
テールライト定格(制動/尾灯) 21W/5W
スピードメーター表示形式 アナログ