満足している点
若いころに、バイクで事故にあい、それ以後30年以上もマニュアルギヤシフトのバイクには乗ってこなかった。でも、ツーリングクラブに入ってみると、スクーターでは皆についていくのが大変だ。そこで、30年ぶりにマニュアルギヤシフト車を購入することにした。
ショップに行って練習用にとりあえずなるべく安いのをということで、出てきたのがSUZUKI Bandit 250の初期型だった。低いハンドル、250ccなのに4気筒で高回転型のエンジンと、今まで乗ってきたスクーターとは全く異なる種類のバイク。しかも、安いだけに20年も前のバイクだ。
でも、乗ってみると古いバイクとは思えないほど、エンジンが回り、まるでレーシングエンジンのようだ。
しかし、その前傾姿勢と、ギヤシフトの忙しさは、大変だった。特にクラッチレバーを操作する左手が疲れてレバーを握れなくなる。最初は、1時間程度が限度だった。購入して約1か月半、やっと慣れてきた。 そして、1泊ツーリングにこれで行った。リッターバイクについていくことも何とかできた。スクーターだったらとても付いていくことはできなかっだろう。
最初は、とにかく練習用にと思っていたが、いまでは愛着がわいてきて、とても楽しく乗っている。
特に高速では、スクーターでは出せない速度が平気で出せる。しかも、風の影響はあまり感じない。
でも、町中走るのはスクーターが楽でいいが。
結局、Inazuma400購入で手放してしまった。
不満な点
ギヤシフトが頻繁だということ。クラッチを握るのが辛くなってくる。でも、これは慣れるしか無いので、体を鍛えて対処する。
エンジンがうるさいこと。特に7,000回転付近でいやな振動が発生する。
前傾姿勢が辛い。しかし、人はなれるモノ。おじさんである私でも、前傾姿勢は慣れてきた。これで、1泊ツーリングにも行った。
これから購入する人へのアドバイス
もう、20年落ち程度になるが、意外に走る。エンジンを常に高回転に保たないと大変だが、ギヤシフト車の練習用としてはいいかもしれない。低価格なので、買いやすい。外観はそれなりに錆び錆びだが。
投稿者:けんK