スズキ | SUZUKI バンディット400リミテッド/V | BANDIT 400LTD/V
バンディット400LTD(リミテッド)の発売は、1990年7月のこと。前年に登場していたバンディット400をベースにしたバリエーションモデルだった。基本構成はバンディット400と同じなので、エンジンは、GSX-R400系の水冷4スト直列4気筒DOHC4バルブユニット。これを特徴的なパイプフレームに搭載していた。とはいえ、バンディット400LTD最大の特徴は、1960年代レーサー風のロケットカウルを標準装備していたことだった。1993年3月には、可変バルブを採用したVCエンジン搭載のバンディット400LTD Vが登場。VCエンジン搭載ながら、最高出力は59psから53psに引き下げられた。これは当時のメーカー自主規制値が変更されたことに従ったもの。出力こそ抑えられたが、中低速重視のセッティングや6速ミッションのギア比変更で対応した。姉妹モデルとして、バンディット250LTDもラインナップされていた。