スズキ | SUZUKI ブルバードM109R/R2 | BOULEVARD M109R/R2
ブルバードM109Rは、2006年2月から北米市場で販売が開始されたビッグクルーザー。車名の109は、排気量が109キュービックインチ(1,783cc)であることを表していた。そんなだ排気量でありながら、V型2気筒レイアウトだったエンジンのシリンダーボア径は、112ミリと巨大なもの。ガソリンエンジンでは世界最大の大きさ(当時)とされていた。そんなパワーユニットを搭載するため、足回りはまるでスポーツモデルのような構成で、フロントフォークは倒立式となり、ブレーキキャリパーはラジアルマウントされていた。リアタイヤは240/80R18という極太サイス。2008年と翌年には、フロントカウルなしのモデルがブルバードM109R2として設定された。2010年には、国内向けのブルバード400がマイナーチェンジを受け、ブルバードM109Rのような小型カウルを装備した。ブルバードM109R及びM109R2は、一貫して海外向けモデルであり、日本国内ではスズキ車の輸入販売を行っていたモトマップを通じて購入することができた。