スズキ（SUZUKI） Vストローム650 | V-Strom 650のバイク愛車レビュー（2ページ目）

慣らしも2日で完了させたのでインプレ致します。
17台目の愛車です。
過去いろいろバイクを乗り継ぎ現在に至ります。
それなりに経験も積んできてのインプレです。

・エンジン
搭載されている650ccVツインエンジンはとにかく素晴らしい。
静かでスームズ、フラットな出力特性で扱い易いです。
低速トルクがあるので悪路や渋滞は楽々です。
常識的なペースであれば5000rpmまでで十分です。
ツインらしいフィーリングを楽しめます。
5000rpmからエンジン音が変化し6000rpmから本格的に出力しスムーズにレッドの10000rpmまで回ります。
スペック的には66psなので他車と比較すると「遅い」と思われがちですが、公道で66psを使いきれるライダーは
多くはないでしょうね。
直線番長にはなれませんが、使いきれるパワーの方が乗っていて楽しいし結果、速いです。
燃費も上々で平均27km/L程です。

・ブレーキ
個人的にはエンジンと同等にブレーキが気に入ってます。
とにかくブレーキング時のスタビリティが高いです。
通常、路面に凸凹がある場合ブレーキング時に車体が跳ねるので気を遣いますが、Vストロームは外乱を受けにくい
のか何事もなかったように制動してくれます。
ブラインドコーナーを旋回中、ブレーキを使わざる得ない時とかの安心感は絶大です。
きっとブレーキパーツ単体が秀逸な訳ではなく、タイヤ、サスペンション、フレーム等のパーツバランスが絶妙
なのだと思います。
ABSも試しに作動させてみましたが、作動振動も静かで気になる点はありませんでした。

・シート
シートは大変に良くできていてお尻に優しいです。
先日、日帰りツーリングで670km(下道9:高速1　14h)走りましたが少し痛くなったレベルです。
250オフ車と比較すると100km走った時の痛さと同等でした。

・ウィンドプロテクション
大型のスクリーンが風を遮ってくれるので高速巡航はとても楽です。
スクリーンは3段階に高さ調整可能で初期は中段にセットされています。
私の場合には上段にセットする事でさらにメットなどに当たる風が軽減されました。
そのせいかメットスクリーンに付着する虫の数も減った気がします。

・タンク周り
タンク周りはほぼ樹脂パーツになっているので、マグネット式のタンクバックが装着できませんでした。
仕方なく吸盤式バックを購入したのですが、曲面がキツくすぐに吸盤が剥がれてしまいます。
別途、イリジウム磁石を購入しバッグ前方はマグネット、後方は吸盤にする事で対応しています。

・ハンドル
足付きは問題ありませんが、ハンドルが少し遠く感じます。
私の身長は180センチの一般体型です。
雑誌には殿様ポジション的な事が書いてありましたが、私の身長でも少し前傾を強いられます。
今は慣れてしまったので問題はありませんが。
比較するならNC700の方がリラックスしたポジションです。

・停止時の安定性
ロードタイプに比べると若干重心が高いようです。
信号待ちなどでは立ちゴケに注意が必要です。

・ダート性能
私、250オフ車も乗るので卑怯ですが比較します。
当然、250オフの様に軽快には走らせる事ができません。
以前乗っていたTDM850よりは楽ですが、アフリカツインよりは走らせられません。
ルックスもオン寄りになりましたので、好んで林道に行く事はしていません。
「ツーリング中に林道に遭遇したのでゆっくり通過した」ってのが
私の使い方です。

カタログスペックや速さだけに拘る人にはVストロームは向いてないと思います。
しかし実際には速いか遅いかはとても気になるところです。
Vストロームに比べ出力が3倍以上のメガスポーツやSSと比較すれば当然、遅い部類です。
高速では「あっ」と言う間に点にされてしまう程、動力性能に差があります。

Vストロームが遅いと勘違いされそうなので補足しておきます。
6速4000rpmで100km/hに達します。
レッドは10000rpmですよ。
3速4000rpmから加速して本格的に出力の立ち上がる6000rpmまでは一瞬です。
さらに6000rpmからレッドの10000rpmもほんの数秒です。

単に速い、遅いだけの評価ではなくハンドリングやバランスを吟味できるベテランにこそ乗ってもらいたい
バイクですね。
Vストロームは突出した性能がないのが最大の特徴です。
全てがスムーズ、フラットな特性です。
ですので最初の大型バイクにもオススメです。
いきなり高出力車を購入しても危険だし乗りこなせないのでは楽しめません。
アンダーパワーでもライダーの操作に忠実に動きますので、いろいろ経験してからステップアップしたほうが
長くバイクライフを楽しめると思います。

キャンプでの積載性、ロングで楽な出力特性、タンデムも快適なシート、ワインディングでのスポーツ性、と
とても万能なバイクです。

因みに適正身長は180センチ以上と思います。
180センチ以下の方はローシートなどがあるそうなので導入してみるのも良いかと思います。

納車から5日、悪天気で2日しか乗れてませんが何より疲れない乗り心地が最高。
エンジンもスムーズに吹き上がり振動もないのでストレスは感じない(前車が650cc単気筒のオフ車なので余計に実感する)。

身長169cmの私では両足つま先立ち。もっとも車重が軽いので余り苦にならない。
まだ十分に乗った訳ではないが、現時点では不満点はない。

まだ150km程度しか走っていませんが、価格に対して満足度の高いオートバイだと思います。長距離ツーリングにはもってこいの相棒だと思います。

運転時の体が起きたポジションが、長時間運転していても疲れにくい　さすがヨーロッパでアルプスローダー№1!?

同じライバル車と比べて、フォーク径・デュアルディスク・アルミフレーム...などなど、しっかり造ってあるバイクだと思う

650のVツインは、雑に繋いでも引っ張ってってくれるので嬉しい(笑　逆に今、250や400乗るとエンストばかりでしょうね(^^;

初めてのMTバイクがこれで、比較対象は　車校のCB750しかわかりませんが、100%V-STROMの方が乗りやすいと思う

パーツは海外から取り寄せ...

よく、ライダーさんの経歴を見ると
250→400→1000以上　で最終的に650前後
に落ち着くとありますが、今は車校で大型2輪が取得できますので
車検のある400を考えているなら、大型も考慮にいれた方が良いですよ!
2013年からV-STROMも国内販売されます
定価が確か90万弱だったかな?　輸入時の108万と比べるとずいぶんお得かと...

・余裕ある車格
　上半身が楽です。シートのできもよく300キロ継続走行でも尻は痛くありません。土砂降りの高速道路でも100キロ巡航可能。安定しています。
・低速で粘るエンジン
　ドコドコ走ります。高速までストレスなく回転数が上がります。
　燃費もよくお財布に優しいです。(但しハイオク仕様)
・多機能なメーター
　オドメーターから燃費計にボタン一つ、走行中でも切り替えることができます。
・美しいスタイル
　前モデル継承しつつ美しいフォルム、スタイル。

・パンチ不足
　高速までストレスなく回転数はあがりますが、1000CCを越えるようなトルクはありません。ちょっとがっかり。
・整備しにくい?
　プラグチェックも一苦労のようです。
　タンク横の色が付いているところはプラスチックカバーです。
　取り外しも気を遣いそうです。マグネット式のタンクバックは使用不可です。
・後は特にないですね。

　でかいです。
　シート幅が広く178センチの私でも踵が浮きます。
　体格を腕力、体力でカバーできない方は購入を再考された方がよかろうと思います。但し見た目より軽いです。
　アフターマーケットパーツも海外製であれば順次そろってきています。私も某サイトでSW-Motechのサイドバニア等を買いました。赤男爵などは、サイドバニア等標準装備のアドベンチャー仕様を取り扱っているようです。
　いいバイクです。多くの乗ってもらいたいです。

車体はアフリカツインより一回り大きいです。170cm以上の身長がないとバレリーナ状態になってしまします。見た目は前から見ると車高の高いスクーター、横から見るとON/OFF系のツアラーです。エンジンは高回転まで回る短気筒みたいなフィーリングで、非常に扱いやすいと思います。

街乗りは少し大変で、北海道ツーリング向きのバイクだと思います。

大きささえ克服出来ればいいバイクです。