スズキ | SUZUKI GS750

車輌プロフィール

1950年代のコレダ以来、4ストロークエンジンをラインナップしていなかったスズキが、20年ぶりに開発したのが、1976年11月に発表されたのが、GS750だった(モデルイヤーは1977年)。4ストビッグバイクで大きく先行していたホンダやカワサキを研究し、レーサーベースとなるマシンとしてスポーツ性能に的を絞って開発されたものだった。翌77年末には排気量を拡大したGS1000(輸出専用)が登場し、GS750自身も、78年1月には、フロントブレーキをダブルディスクとしたGS750-2が登場し、同年夏にはキャストホイールを採用したGS750Eを登場させるなど、矢継ぎ早に変化していった。また、GS750を皮切りに、さまざまな排気量でのGSシリーズが展開していくが、共通するのは「4スト」「DOHC」「2バルブ」の3要素。のちに「4バルブ」を得て、GSXシリーズへと繋がっていった。

1978年 GS750-2 (カタログメイン)
1978年 GS750-2
マイナーチェンジ
1978年モデル
スズキ GS750-2

フロントブレーキがダブルディスク化された。スポークホイールを採用していた。ダブルディスク化に伴い、車重が7kg増えていた。

基本スペック

タイプグレード名 GS750-2
モデルチェンジ区分 マイナーチェンジ
型式 GS750
発売年 1978
発売月 1
仕向け・仕様 国内向けモデル
全長 (mm) 2225
全幅 (mm) 855
全高 (mm) 1170
ホイールベース (mm) 1490
最低地上高(mm) 150
乗車定員(名) 2
原動機型式 GS750
原動機種類 4ストローク
気筒数 4
シリンダ配列 並列(直列)
冷却方式 空冷
排気量 (cc) 748
カム・バルブ駆動方式 DOHC
気筒あたりバルブ数 2
内径(シリンダーボア)(mm) 65
行程(ピストンストローク)(mm) 56.4
圧縮比(:1) 8.7
最高出力(PS) 68
最高出力回転数(rpm) 8500
最大トルク(kgf・m) 6
最大トルク回転数(rpm) 7000
燃料供給方式 キャブレター
燃料タンク容量 (L) 18
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火プラグ標準搭載・型式 B6ES
搭載バッテリー・型式 YB14L-A2
バッテリー容量 12V-14Ah
エンジンオイル容量※全容量 (L) 3.8
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・5段変速
変速機・操作方式 フットシフト
1次減速比 2.152
2次減速比 2.733
変速比 1速 2.571/2速 1.777/3速 1.380/4速 1.125/5速 0.961
動力伝達方式 チェーン
フレーム型式 ダブルクレードル
キャスター角 27°00′
トレール量 (mm) 106
ブレーキ形式(前) 油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 2
タイヤ(前) 3.25-19
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)プライレーティング 4PR
タイヤ(後) 4.00-18
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)プライレーティング 4PR
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) 2.00
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) 2.25
ヘッドライト定格(Hi) 50W/40W
テールライト定格(制動/尾灯) 23W/8W