スズキ（SUZUKI） GSX400Eのバイク愛車レビュー

その昔、事故ったWING GL500の代車で練馬ガスタンク近くのバイク屋で借りて赤いGSX400Eを3～4ヶ月間乗って
いました。
コンパクトで軽い車体に空冷180度クランクの並列2気筒エンジンは少々騒がしいエンジンですが、10000回転以上
までビュンビュン軽く吹け上り、代車なので労わる乗り方とは真逆の痛めつけるつもりで 常にレブ打ちさせて
バルブサージングで壊れないかを試すような乗り方でしたが、全く壊れず、その乗り方でも燃費は20㎞/Lを切る
ことのない好燃費で、加速は割かし速いほうでした。
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スペックで見る車重よりも　かなり軽く感じられます。

不満とまでは言いませんが、今乗ってるヒョースンGT250と比べると並列180度クランクのエンジンは かなり荒々しく、また唸る排気音が苦しそうで悪く言えば粗野なフィーリング 良く言えば迫力のあるものでした。
44馬力の空冷エンジンは 同時代のGS400とかよりは ずっ～と速いとは思いますが、これよりも ずっと後の後輩であるSV400とかグラディウス400などのVツィン400とは比べるもなく、大型経験者だと物足りないと感じるでしょう。
加速は30馬力のヒョースンGT250よりは速いものの、トルク感が希薄で そこまでの大きな違いは無かったようにも思います。

価格は当時は13万円ぐらいで買えて気負わずに乗れるバイクでしたが、GL500と比べると然程面白いとは思えず欲しい
とは思いませんでした。
ただ、軽く小さい車体はゲタ代わりに日頃の足としてならいいと思います。