満足している点
出来が良すぎる。
出力、コーナリング、制動力、ギア比、排気音、乗車姿勢、燃費、取り回し、見た目、価格、すべてが素晴らしい。
フルフラットなトルクで加速も早くギア比も絶妙でスナッチもほとんど発生しない。
燃費も最高が56km/Lでツーリングでは概ね53km/L。
6速30~40km/h(2500~3500rpm)ぐらいの時の排気音がとても好き。
何年か前は125ccの15psモデルは輸入しか選択肢がなく、円安もあって50~60万円のモデルが主。それが現在、この価格で正規取り扱いとはありがたい限り。
不満な点
9500rpm以降の振動の大きさ。それまでに十二分に満足が行く加速をすることもあって、二重の意味でそれ以上の回転域を積極的に使おうとは思わない。
「GSX-S、GSX-Rだから高回転型」みたいなイメージで語られていることが多い感じですけれど実際は高回転で引っ張るというよりも全域において頼もしいトルクで押し出していく感覚のほうが強いです。回さなくても6000rpmあたりまでの中速域で十分に走ります。
そういう意味では万人受けが良いというか、メリハリは弱いかも。
これから購入する人へのアドバイス
リッターバイクにはじまって125ccも何台か乗ってきましたけれど、今まで乗ってきたMT車の中で最も満足度が高いです。
内容が良くてなおかつ気軽に乗れるから。
新車で購入可能な125ccの公道走行可能モデルの枠ではこれ以上に性能バランスが高いモデルは2019年現在は存在しないと思います。
とはいえ、この排気量のバイクの良さは上の排気量のバイクの酸いも甘いもを知った上でないと実感としてはわかりにくいのも事実でしょうし、まずは「125cc固有のデメリット」を納得できるかどうかが肝要だと思います。
その点さえおさえておけばGSX-S125とGSX-R125は間違いなくベストバイの125ccMTモデルです。※個人の感想です
投稿者:愛車