スズキ | SUZUKI ビーキング | B-KING

車輌プロフィール

GSX1300Rハヤブサのネイキッド版的なモデルとして、2008年に登場したB-KING(ビー・キング)。ハヤブサが新型へと初めてのモデルチェンジを行うタイミングでのデビューだった。とはいえ、バイクファンの前に初めてB-KINGが登場したのは、デビューのはるか前、2001年の東京モーターショーでのことだった。初代ハヤブサ用エンジンをスーパーチャージャーで過給するというコンセプトモデルで、「究極のネイキッド」を標榜していた。それから7年、コンセプトモデルからほとんど姿を変えずに市販モデルとして登場したB-KINGは、過給器こそ搭載はしていなかったが、1,340ccのエンジンから183psの最高出力を発揮し、200/50-17の極太リアタイヤを介して路面を蹴り飛ばしていた。ABS装備モデルも用意された。

2008年 B-KING ABS メタリックファントムグレー×メタリックミスティックシルバー(カタログメイン)メタリックファントムグレー×メタリックミスティックシルバー
2008年 B-KING ABSメタリックファントムグレー×メタリックミスティックシルバー 2008年 B-KING ABSソリッドブラック×メタリックマットブラックNo.2 2008年 B-KING ABSメタリックファントムグレー×メタリックミスティックシルバー
新登場
2008年モデル
スズキ B-KING ABS

エンジンは、1340cc直4の新型ハヤブサ用ユニットで(モードセレクターは2段階)、最高出力は183p。足まわりもスーパースポーツ同等の仕様となっていた。エッジの効いた個性的な外装パーツ、アップタイプの極太2本出しマフラーなど、多くのパーツが専用設計されていた。

基本スペック

タイプグレード名 B-KING ABS
モデルチェンジ区分 新登場
仕向け・仕様 海外向けモデル
全長 (mm) 2245
全幅 (mm) 800
全高 (mm) 1085
ホイールベース (mm) 1525
最低地上高(mm) 120
シート高 (mm) 805
乾燥重量 (kg) 239
乗車定員(名) 2
原動機種類 4ストローク
気筒数 4
シリンダ配列 並列(直列)
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 1340
カム・バルブ駆動方式 DOHC
気筒あたりバルブ数 4
内径(シリンダーボア)(mm) 81
行程(ピストンストローク)(mm) 65
圧縮比(:1) 12.5
最高出力(kW) 135
最高出力(PS) 183
燃料供給方式 フューエルインジェクション
燃料タンク容量 (L) 16.5
燃料(種類) ハイオクガソリン
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式
点火プラグ標準搭載・型式 CR9EIA-9
点火プラグ必要本数・合計 4
搭載バッテリー・型式 YTX12-BS
バッテリー容量 12V 36 kC (10Ah)/10 HR
エンジンオイル容量※全容量 (L) 4.0
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) 3.1
エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) 3.3
推奨エンジンオイル(SAE粘度) 10W-40
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・6段変速
1次減速比 1.596
2次減速比 2.388
変速比 1速 2.615/2速 1.937/3速 1.526/4速 1.285/5速 1.136/6速 1.043
動力伝達方式 チェーン
スプロケット歯数・前 18
スプロケット歯数・後 43
チェーンサイズ 530
標準チェーンリンク数 118
キャスター角 25゚ 30'
トレール量 (mm) 107
ブレーキ形式(前) 油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
ブレーキオイル適合規格 DOT 4
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 倒立フォーク
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1
タイヤ(前) 120/70ZR17
タイヤ(前)構造名 ラジアル
タイヤ(前)荷重指数 58
タイヤ(前)速度記号 (W)
タイヤ(前)タイプ チューブレス
タイヤ(後) 200/50ZR17
タイヤ(後)構造名 ラジアル
タイヤ(後)荷重指数 75
タイヤ(後)速度記号 (W)
タイヤ(後)タイプ チューブレス
ヘッドライト定格(Hi) 60W/55W
ヘッドライトタイプ(Hi) H4
テールライトタイプ LED
メーター表示:エンジン回転計
車両装備:アンチロックブレーキ(ABS)