ケーティーエム | KTM 690エンデューロR | 690 ENDURO R

新車価格帯(実勢価格)

車輌プロフィール

690エンデューロRは、いわば「公道を走ることもできる、大排気量エンデューロレーサー」。690エンデューロのハイパフォーマンス版として登場した(前後サスのストロークアップなど)。エンジンは、KTM伝統のLC4エンジンを搭載。モデルチェンジを受けた2019年モデルでは、そのLC4が改良型となり、電子制御もアップグレードされていた。

ケーティーエム 690 ENDURO Rのユーザーレビュー・写真
 
万人向けではありませんが楽しめるバイクです

満足している点

足回りは秀逸です。難しい路面でもアクセルを開ければバイクが勝手にクリアします。
ルックスは抜群です。惚れ惚れします。

不満な点

クロスレシオで高速は苦手です。もう少しロングになると使い易いと思います。
給油口がおかしな場所にあるので荷物を積みにくいです。ロングツーリングでは工夫が必要です。

これから購入する人へのアドバイス

ブロックタイヤにしないと楽しみが半減すると思います。エンジンパワーに対して車体が軽すぎるせいかTKC80ではグリップ、トラクションともに不足でしたが、T63に換えて乗り易くなりました(安いし)。
旧LC4に比べれば振動は少なくなっていますが、対策した方が疲労は軽減します。私はバークバスターにバーエンドウェイトを着けています。

総合評価: 4
年式:2012年  燃費:一般道:28.0km/L  高速道:28.0km/L
投稿者:ダイすけ
投稿日:2016-05-16 22:33:33
自由自在なビッグシングル

満足している点

砂利の浮いた林道を加速する。迫ってくるコーナに向けエンブレを利かせて進入する。トラクションを失わないよう微妙ににアクセルを開けながら四輪の作った僅かな轍を目指す。そこで一気に向きを変えつつアクセルを大きく開け土煙を残しコーナーから脱出していく。林道を走っていて見つけたちょっとした段差やヒルクライムも250トレールで行く気になるところなら躊躇する事はない。アクセル開度に対してトルクの出方が緻密に作り込まれているのでトラクションが抜けずらいのだ。だから気軽にアタックする気になる。もっとも調子に乗ってツルツル路面のダートを下ってしまった時には、上りでスタックし押して脱出するのに大汗をかいてしまったが。 ktm690エンデューロrは、2009 2012 2014 と乗り継いでいる。代が進むごとに形や基本構成はあまり変わらないまま熟成されてきた。結果2014モデルは本格的なアタックを除けば何にでも使える非常に楽しいバイクになった。町田市のKTM取扱店のフロンティアの店長言わく「究極の中途半端バイク」だ。気になる重量も私の乗っている車両もdrz400やcrf250と比べても体感的にはやや軽く感じる。シートの下にガソリンタンクがあることも実際の車重より軽く感じる要因だろう。ガソリン満タンで150kgを切ったくらいだろうか。ハンドル切れ角も 09 ではロードバイク程度にしか切れなかったのが 14ではフロントフォークのオフセットの変更等で国産トレール並みに切れる様になった。エンジンもツインスパークになり低回転域で粘り不意にエンストしなくなった。おかげで林道から逸れた脇道でよく出くわす様な上り坂の途中の180度ターンや行き止まりでのUターンなどでも扱いやすくアクセルターンやスイッチバックターンで向きを変えることも簡単だ。もちろんダートのコーナー脱出や直線やアスファルトのワインディングでは、パワーにモノを言わせた豪快な走りが楽しめる。高速巡航は6速だけで上り坂での追い越しまで全て用が足りる。僕は単気筒エンジンのオフロードバイクばかり乗り継いできたので振動が少ないエンジンと適度にしなりつつもしっかり剛性を確保したフレームの組み合わせで快適に感じる。何より今現在普通に買える最大排気量のシングルエンジン搭載のオフロードバイクが自由自在な扱いやすさを備えているのは素敵なことだと思うが、あなたはどう感じるだろうか。

不満な点

重量バランスが後ろ寄りな点。これは燃料タンクがシート下にあることが原因。実際の車重より軽く感じるメリットもあるのだが、走りのリズムが作りずらかった。現在は廃番となってしまったktmパワーパーツの触媒入りアルミニウムサイレンサーを2012用のマフラーステーとともに取り付け。リチウムイオンバッテリーと共にスイングアームピボットより後ろを軽量化したところガソリン満タンでも後ろの重さを感じなくなった。
サスペンションが、前後とも硬くガレ場等で走りにくかったので純正流用でフロントは 500excsixdays の4.6n/mm リヤは 350フリーライドの
72n/mm のバネに変えダンパーを弱めにセッティングしたところ前後ともに動きが非常に良くなりオフロード全般で走りやすくなった。
エンジンはツインスパークになったおかげか極低速域でも粘り、不意にエンストしなくなったのは良いのだが燃費が前乗ってた2012モデルより
10パ ーセント位悪化したのは残念だ。 これは走り方に問題があるかもしれないが。

これから購入する人へのアドバイス

どこを走ってもそれぞれに特化したバイクに勝つことはできない。これが「究極の中途半端バイク」という言葉が的を得ている所以だろう。もし
僕が今バイクを持っていなくて、家を出て市街地を抜け、高速に乗り ワインディングを走り、その先の林道からさらに枝道にまで入りそして家まで帰ってくる。その行程全てを楽しみたいと考えたらもう一回このバイクを買うと思う。ある程度の体格と体力とテクニック、そしてあなたの使い方や好みに合わせてモデファイするノウハウがあれば そしてあなたの好みにはまった時このバイクは他のバイクでは得られない何かを提供してくれるだろう。その時僕にとってそうである様にこのバイクはあなたにとっても またとない相棒となるのだろうか。

総合評価: 4
年式:2014年  燃費:一般道:18.0km/L  高速道:22.0km/L
投稿者:真佐
投稿日:2016-03-14 03:12:33
万能野郎

満足している点

排気量の割りに軽い車体。
ポジションの自由度が高い。
2008~2011年の3年間だけ売られたストロークの長いサス。

不満な点

低速のレスポンスが悪く、トルクも薄い。
エンジンの幅が広い。

これから購入する人へのアドバイス

街乗りOK, 林道OK, 旅OK, 峠OK, レースOK サーキット以外は何でもいける万能バイク。限定解除を持っている方なら、かなりオススメの1台です。長い付き合いになりそうです。

総合評価: 5
年式:2010年  燃費:一般道:20.0km/L  高速道:25.0km/L
投稿者:Zhai
投稿日:2014-08-13 21:28:02