ケーティーエム | KTM 1390スーパーデュークGT | 1390 SUPER DUKE GT
1390スーパーデュークGTは、2025年に登場した。前年に登場していた1390スーパーデュークをベースにしたGT(グランドツアラー)モデルで、その成り立ちは、前身の1290スーパーデュークGTと同様。ロングツーリングでの快適性を保つための大型スクリーンを、1390スーパーデュークが採用した特異なフロントマスクの上部に設置し、様々な電子制御技術がライダーを補助し、走行を安定させていた。搭載したのは、LC8と呼ばれていたV型2気筒ユニットで、その排気量は1,349ccまで拡大。これは1290スーパーデュークGT用エンジンのシリンダーボア(108ミリ)を2ミリ拡大したことで得られていた(ピストンストロークは71ミリで変わらず)。メーターに採用された8.8インチサイズのTFTディスプレイは、タッチスクリーン式だった。サスペンションは電子制御のセミ・アクティブタイプ(WP製)。