ハスクバーナ | Husqvarna ヴィットピレン250 | VITPILEN 250

車輌プロフィール

2020年モデルで、ハスクバーナのストリートモデルに加わったのが、ヴィットピレン250だった(同時にスヴァルトピレン250も)。モデル名やそのスタイルを一見すれば明らかなように、先行して販売されていたヴィットピレン401(373cc)やヴィットピレン701(692cc)の小排気量モデルという位置づけで、インド市場向けに販売が開始された。なお、先行した401や701の項にも記しているが、「ヴィットピレン」とは、ハスクバーナの拠点であるスウェーデン語で「白い矢」という意味。スヴァルトピレンは黒い矢であり、この両モデルの名称は、1950年代のロードスポーツ「SILVERPILEN」に関連するものだった。ハスクバーナは、2013年からKTM傘下になっており、ヴィットピレン250(及びスヴァルトピレン250)は、401がKTMの390デューク、701が690デュークをベースにしていたように、250デュークをベースにしたモデルだった。そのため、排気量248.8ccの水冷単気筒DOHCエンジンをトレリスフレームに搭載するところなどの基本構成は共通。ヴィットピレンはカフェレーサースタイルが特徴だが、401や701の2020年モデルと異なり、ヴィットピレン250はキャストホイールを採用していた。ヘッドライトはLED。2024年にKTM 250デュークがモデルチェンジすると、必然的にヴィットピレン250も一新された。エンジンは、コンパクトかつシンプルなSOHC4バルブヘッドを持つようになり、スチールトレリスにアルミのサブフレームを組み合わせた2ピース構成の新型フレームを採用。ライドモード選択機能(ストリート/レイン)とクイックシフターも標準装備。姉妹モデルのヴィットピレン401/125はカラー液晶メーターを採用したが、ヴィットピレン250はモノクロ表示だった。※日本未発売モデル(2024年1月時点)

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