カワサキ | KAWASAKI ER-6n
日本国内で2011年から13年まで販売された400ccクラスのネイキッド、ER-4nは、それ以前から海外向けにラインナップされていたER-6nの国内免許制度対応モデルだった。そのER-6nが登場したのは、2006年。649ccの水冷並列2気筒エンジンを搭載するネイキッド(ER-6n)とフルカウルスポーツ(ER-6f)、マルチパーパスモデル(ヴェルシス)という3姉妹の一員としてのものだった(ヴェルシスのみ07年モデルから)。ER-6nは、2015年まで10年間のモデルライフを送り、その間に2度のモデルチェンジを受けた。2006年から08年までの初代モデルがER650A/B、2009年から11年までの2代目がER650C/D、2012年から15年までの3代目モデルがER650E/Fというマーケットコードで呼ばれ、ER650BはER650Aの、DはCの、FはEのABS搭載モデルとしてモデル分けされていた(ER-6n ABS)。なお、ER-6nのモデル終了後、同系の649cc水冷並列2気筒エンジンを搭載したZ650(ABS)が登場。日本でも販売されたZ650(ABS)のマーケットコードはER650Hで、E/Fに続く、G/Hであることが読みとれた。
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