満足している点
なにはともあれMACH一族の末裔であること。
※当時はSSファンからはKHはMACHシリーズとは蔑視されていました。
トリプルユニットから放たれる強烈な加速。牙を抜かれたとはいえ400なら結構な加速を堪能出来ます。
思ったより小柄で取り回しの良い車体。
流れるようなティアドロップタンクと尻つぼみのようなテールエンドの一体化ライン。
バッテリー点火からマグネトーCDIに変更されて、失火などなく安定した電装系。
ともかくKawasakiカラーであるライムグリーンカラー。
2サイクル特有の白煙とオイルの香り。
4サイクル6気筒に匹敵するバランス、スムーズで振動の少ないエンジン。
意外に乗りやすく低速から高速までスムーズ。
ツーリングに向く。
当時はBEETからパーツが多く販売されていて、集合チャンバーやバックステップ、サイドカバーなどいろいろなパーツも購入していました。けれどノーマルが一番美しいと感じた頃、フルノーマルに戻して乗っていました。
不満な点
ノーマルのポジション。
当時のバイクの多くはポジションが窮屈。
暗いヘッドライト。
バンクさせるとすぐ接地してしまうマフラー。
当時はとにかく不人気。
SS乗りに馬鹿にされる(当時)。
加速は良いが高速域での伸びがない。
オイル消費と燃費。
ステアリングダンパーを入れておかないとコーナーリングがちょっと不安定。
サイドカバーが盗難され易い。
純正パーツの入手。
※最近はリビルトやコピーもありますが比較的高価です。
これから購入する人へのアドバイス
Kawasaki2サイクル3気筒の最終型がライムグリーンの最終型。
すでZ400FXの人気が絶好調で、新車の納車が半年待ちなどという頃にまだまだ売れ残っていました。
Z250FTの価格で400ccに乗れるという安易な考えて即決。
以降、15年間の長い間乗り続けた唯一のバイクでもあります。
正直当時は人気はなかったですね。
購入価格は高いですが、専門店での売却価格は低いです。
購入したら長く乗らないと損をするかも知れません。
パーツの供給、クランクベアリングが交換されているかもチェックポイントになります。
私のは手が掛かりませんでしたが、ハズレに当たると相当悲惨な様です。
投稿者:tatsumaro