カワサキ | KAWASAKI ZZR600
日本国内で販売されたZZR400の海外向けモデルが、ZZR600だった。1996年まで、日本における二輪免許制度では、401cc以上のバイクを運転するための「限定解除」を得ることは非常に困難で、400cc以下の排気量が、実質上の上限排気量となっていたため、ZZR400とZZR600のように、排気量が異なるだけの同じモデルが、国内向けと海外向けに存在する例は多かった。このような免許区分の影響のほか、日本の車検制度によって、国内向けは250cc以下(軽二輪扱い)、海外向けはそれ以上という場合もあった(後年のニンジャ250とニンジャ300など)。なお、「ニンジャ」名が好まれた北米では、「ニンジャZX-6」の名前で販売された。これは、ZZR1100が北米ではニンジャZX-11と呼ばれたことと同じ。
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