カワサキ | KAWASAKI エリミネーター125 | ELIMINATOR
「排除するもの」という意味を持つELIMINATOR(エリミネーター)をモデル名に持つアメリカンクルーザーシリーズに加えられた、原付2種モデルとして、1997年に登場。250ccクラスから900ccクラスまで、各排気量で展開された「エリミネーター」には、それぞれ排気量を表わす数字が車名に入っていたが、どういうわけか124ccの空冷4スト単気筒エンジンを搭載したこのモデルからは、排気量数字が排除されていた。原付クラスとは思えないたっぷりとした車体の全長は、2メートル以上で、ほぼ同じ時期に販売されていたエリミネーター250Vと同様の、流麗なスタイリングが特徴だった。途中、排気ガス規制や騒音規制に対応するための仕様変更を受けたものの、モデルチェンジを受けることなく、2008年モデルまでラインナップされていた。なお、エリミネーター(125)は、「タイカワサキ」と通称されたKMT工場で生産され、グローバルモデルとして日本以外にも輸出されていた。とりわけ、97年登場時、自動車免許で125ccまでのバイクを運転できるようになったドイツが主要な市場とされていた。
ELIMINATOR
12月06日
34グー!
昨夜、さしみが半額になるのを狙って(悲しい…)小エリミでスーパーへ。
帰ろうとセルボタン押したら
リレーの「カチッ」の音しかしない。
セルモーターをコンコン叩いても全く反応しないので、
地下駐車場に降りるスロープを使い、3速にブチこんで押しがけして帰りました。
今朝セルモーターをバラすと
まさかの、固着ではなくカーボン摩耗の方。
私の認識では
電動サンダーでもあるまいし
始動時しか回さないセルモーターのカーボンなんてそうそう減るもんじゃないと…。
特にBがチビてて、こりゃ部品注文してたら今日、明日エリミで遊べない。
というわけで、
有識者の方に怒られそうですが
チビたBカーボンを縦に装着して
(写真9と10。スカスカです)長さを稼ぐという暴挙に。
無事キュルポンでエンジンかかるようになりました。
もち部品注文しますが、この応急処置でいつまで持つか、
実験です。
よい子は真似せぬように。
ELIMINATOR
12月04日
40グー!
納車したエリミちゃんを詳しく見てみよう。
オイル抜いてみると、エンジンオイル少ないし焦げ臭い。🤨
さて、エンジン調査するか。👨🔧
エンジン下ろして分解した所、シリンダー&ピストンは焼き付きも無く問題なさそうだ。
クランクも引っ掛かりなくよく回る。
腰下は問題無いのかな?🤔
ヘッドを見てみると丸い玉がチラホラ。
ベアリングの玉?!😳
カム回してみると……ゴリゴリ。😰
カムシャフト外してみたら、ベアリング玉がポロポロと……両方の受けが粉砕しとる!😱
オイル不足でのカムベアリングが焼き付き玉粉砕って所だな。
後日改めて直します。😥
皆さんも愛車の為に、こまめにオイルチェックしましょうね。👍
ELIMINATOR
09月13日
18グー!
最近、時々セルモーターが回らない症状。
始動電圧は12V後半あり、バッテリーは問題なさそう。
セルボタンを押すと「カチッ」と1回だけ小さな音がする。
これはスターターリレーの音だから、回路も問題ない。
という事はセルモーター本体が怪しい。
普通の電磁モーターには、回転子に押し付けて通電させる「ブラシ」が2極着いている。
これは鉛筆の芯のような素材で、必ず摩耗する消耗品です。
恐らく、ブラシ交換すれば直るパターンですが、
このエリミは2006年式で、まだ走行14000kmくらい。
そんなに早くブラシがチビるか?
と思い、
プラハンで頭を数回小突いたら
それ以来、セルは100%の確率で回るようになりました。
ただまぁ20年モノですから、次にまた固着したら分解清掃ですかね。
ELIMINATOR
09月06日
21グー!
エリミネーター125
初期型(A1~)が13.1馬力で、中期型(A3)11.8馬力
私のA6は排ガス対策後なので、
原付1種と同レベルの7.5馬力にデチューンされたモデル。
147kg(概算)の車体にこの非力なエンジンはちとキツいんでは?
輩ひしめく道路のド真ん中を、
原付2種ヅラで涼しい顔して走らせるには、
最低でも中期仕様の11馬力への回復が必須になるだろう。
さて、キャブ調整は終わり、パワー的にはだいぶ中期型に近づいたと思いますが、
ネット情報によれば、点火タイミングが違うとかなんかで(ホンマかいな)、
イグナイター(CDI)も初期または中期型に変えるべきらしく、
まずはイグナイタの部品番号を調べてみる。
21119-1477:1998年式(A1)
21119-1537:1999年式(A2)
21119-1562:2000年式(A3)
21119-1604:2001年以降(A4~A8F)
KCA撤去までやっていた前オーナーのことだ。
もしやイグナイターも前期に換えてないかな、と期待しつつタンクをズラして確認してみると…
やはり後期用の1604でした。
A1、A2のイグナイターはもう廃番で入手不可能ですが、
A3用1562(A2の1537の代替品にもなる?)なら
在庫僅少ながらまだ入手可能みたいです。
が、…高すぎ(24,310円)。
ELIMINATOR
08月31日
18グー!
息継ぎ症状とプラグの焼け色から、
薄いと思って濃い方に振っていたメインジェット。
あれは息継ぎではなくガボついてるだけかも…。
というわけで、今度は薄い方に振って見る。
メインジェット112.5番。
ニードルクリップはど真ん中の3段目。
試走すると…。
低~中回転域だけで言えば、
今までで一番良かったのは
MJ 117.5と薄ワッシャ、クリップ4段目の組み合わせ。
あの時のようなグイグイくる低速トルク感は失われたものの、
中~高回転がめちゃくちゃパワフルになった。
今までせいぜい85km/hだった最高速も、3ケタkm/hを超えそうだ。
これはいい!
が、希薄燃焼でさぞ真っ白だろうなとプラグを確認すると、
意外にもキレイな灰色。
プラグの焼け色なんてあんまりアテにならないのか?
ついでにスロー系のエア流量を決めるパイロットエアジェットを確認すると、
前期の95番になっていました。
つまり、
MJ #110あたり
PJ #30
PAJ #95
穴無しダイヤフラム
PS 1と5/8戻し(頭付きPSは不可)
KCA撤去
ブローバイ大気開放
と前期型を踏襲していれば、概ねうまくいくはずだった馬力回復を、
前整備者が、メインジェットのワッシャー1枚失念しただけで、全ての調子が狂い、迷宮入りしていた…。
というオチになる。
というわけで、
このパワフルな高回転に
私の偶然の産物である低回転のモリモリ感をプラス出来れば言うことなし。
なのであとはニードルクリップ調整ですかね。
あーしんど。
ELIMINATOR
08月31日
13グー!
アイドリングは安定したので、
スロー系は合格として
メイン(ニードル)ジェットの落としどころを探る。
1回目(写真①)
MJを117.5から120に増量。
中心電極は白から薄い灰色に。
クラッチつなぎ始めのトルク感が細い。
低から中回転へのアクセル急開ではワンテンポ遅れる。
高回転で途切れ途切れの息継ぎがある。
失格。
2回目(写真②)
MJを120のまま、ニードルクリップを一段下げ(短く)、4段目に。
クラッチつなぎ始めのトルク感はやや復活、
低~中回転へのアクセル急開は依然モタつく。
高回転は息継ぎはなくなったが、頭打ちが早い気がする。
125エリミはこんなものなのか…
前期に乗った事がないから判らないが、とても11~13馬力マシンとは思えない。
来客があるので昨日はここまで。
今日も家族サービスの合間に。
ELIMINATOR
08月31日
24グー!
ホルダーとメインジェットをつなぐワッシャー。
これがないとメインジェットはキャブボディに固定されず、
ニードルに当たるまで動いてしまうし、スキマだらけなので番手関係なくガソリン濃くなります。
とりあえず外径が同じボルトナット用ワッシャで応急処置してましたが
部品が届いたので、正規品に戻します。
(写真2)
これだけ厚みが違うということは
またニードルクリップの位置を変えないといけない。
(写真3)
パイロットジェットも馬力回復の番手#30を取り寄せたけど
憑いてたPJを虫眼鏡で刻印を見ると既に#30でした。
ダイヤフラム側のパイロットエアジェットは前期#95、A6エリミは#70だったか。
こちらはまだ未確認です。
ELIMINATOR
08月30日
21グー!
以前、前整備者のキャブセッティングについて、
ワッシャ欠品の可動式?メインジェットのせいで全体的に燃調が濃くなり、
パイロットスクリューを全閉じしてた(のだろう)
と推理していました。
で、メインジェットの番手を変えとりあえずボルトナット用ワッシャを噛まして正規組み付けにしたら、
始動直後はアイドリングはそれなりに安定していましたが、
やはり、エンジンが暖まった頃にスロットルを離すと回転が落ち込みエンストしてしまいます。
アイドリングスクリューでアイドリング維持するまで回転上げると
今度は走行中にエンブレ効かず、回転の戻りが遅い。
??と思い、
パイロットスクリューをバラすとOリングが切れていたので、ついでに純正PSをアッセンブリー注文(Oリングだけの品番がない)したら、
届いた新品PSと憑いてたPSは頭の形状が全く違う。
そう、実はPSは全閉じだったのではなく
頭でっかちの部分が先に当たってそれ以上締まらない状態だっただけ。
この頭付きは社外品なのか、
それとも前期は頭があり、後期から排ガス規制でPSを封印するスペースのために短くしたのか、
…不明。
ともかく頭付きでは全閉になっていなかった。
(写真2と3)
今までは筒のツライチくらいにマイナスがありましたが、正規PSだと1.6回転戻してもこれくらい奥になる。
全閉じではないそこからさらに1回転半戻してたわけだから、そりゃコスギ。不具合が出るのは当たり前か。
で、PSを正規品に戻すとアイドリングはまるで8ビートのように安定し
スロー領域を示すプラグ円周部の焼け色が変わった。
あとは若干白く焼けた(薄い?)メインジェット領域(中心電極とガイシ)とニードル領域(電極周り)。
今回真鍮のMJワッシャも購入したので
キャブセッティングはまた振出し。
ELIMINATOR
08月20日
18グー!
蚊に刺されながら
ニードルクリップの段数変更。
慣れればツーリング先でも10分くらいでできます。
(写真2)
10ミリ🔧でナットを緩め、スロットルワイヤーを外す。
(写真3)
反対側に回って燃料ホースを引っこ抜く。(負圧式なので燃料コックにOFFはありません。ONのままでOKです)
(写真4)
そのままゆ~っくり横向きにします。(インシュレーターのバンドは緩めておくべき、と怒られそうですが、私は何十回もこうやってますが二次エア吸入はありません。まあ大丈夫でしょ♪)
倒し過ぎるとチャンバー(フロート室)のガソリンがキャブ内に漏れ出てくるので、少し起こし気味に。
(本来ドレンしてからが正解ですが面倒くさいわ)
(写真5)
カバーのネジ頭は六角に換えてあります。
(写真6)
カバー外すとバネとダイヤフラム。取付時はハミ出ないように注意です。
(写真7)
ダイヤフラムには向きがあります。まあ、ゴムの縁の形見りゃ判るか。
(写真8、9)
ニードル押さえの金具も裏表があります。
間違えると逃がし孔を塞いでしまいます。
さて、
メインジェット117.5で
針を最長状態にしていたニードルクリップは一段下げ、4段目に変更。
試走したら、明らかにツキが良くなった。
(写真10)
プラグも良い焼け具合です。
(円周部が黒いのでスロー系は濃いのかも知れません)
ただ、
完全に前期フルパワーにするには
イグナイター(点火タイミング)も前期に変えるそうですが、当然廃番で入手不可です。
前期に乗った事がないので、
合格ラインは判りませんが
だいぶ良い感じに煮詰まって来ましたし、
秋には、上りで迫り来る後続車も気にせず気楽にツーリングできそうです。