カワサキ | KAWASAKI エリミネーター250 | ELIMINATOR 250

車輌プロフィール

カワサキのクルーザーシリーズだったエリミネーターは、アメリカンというよりも、ドラッガー(ドラッグレースを楽しむためのマッチョなマシン)としたほうがしっくりとするスポーティな成り立ちのモデル群だった。その250ccモデルとしてエリミネーター250が発売されたのは、1987年3月のこと。搭載された248cc水冷4スト並列2気筒DOHCエンジンは、GPZ250・GPX250系の流れをくむスポーツユニットで、40psの高出力を発揮。ミッションは6段リターン式で、フロントブレーキは油圧ディスク式、前後ともキャストホイール採用と、まさしくスポーツバイクほようなスペックと装備だった。翌88年には、スポーティバージョンとしての「SE」、89年にはトラディショナルスタイルの「LX」を派生させた。なお、250ccクラスのエリミネーターとしては、エリミネーター250V(1998-2007年)が存在するが、V型エンジンを搭載。80年代生まれの「並列2気筒」エリミネーターとは別系統。※エリミネーターというモデル名は、英語のeliminate(=排除する)から

1989年 ELIMINATOR 250 (カタログメイン)
1989年 ELIMINATOR 250
1989年モデル
カワサキ ELIMINATOR 250

基本スペック

タイプグレード名 ELIMINATOR 250
型式 EL250A
発売年 1989
発売月 6
仕向け・仕様 国内向けモデル
全長 (mm) 2140
全幅 (mm) 745
全高 (mm) 1045
ホイールベース (mm) 1490
最低地上高(mm) 155
シート高 (mm) 690
乾燥重量 (kg) 136
車両重量 (kg) 154
乗車定員(名) 2
原動機型式 EX250EE
原動機種類 4ストローク
気筒数 2
シリンダ配列 並列(直列)
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 248
カム・バルブ駆動方式 DOHC
気筒あたりバルブ数 4
内径(シリンダーボア)(mm) 62
行程(ピストンストローク)(mm) 41.2
圧縮比(:1) 12.4
最高出力(PS) 40
最高出力回転数(rpm) 12500
最大トルク(kgf・m) 2.4
最大トルク回転数(rpm) 10000
燃料供給方式 キャブレター
燃料供給装置形式 CVK30
燃料タンク容量 (L) 11
燃料タンク・リザーブ容量 (L) 3
燃料(種類) レギュラーガソリン
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式
点火プラグ標準搭載・型式 CR7HSA
点火プラグ必要本数・合計 2
搭載バッテリー・型式 FB9L-A2
バッテリー容量 12V-8Ah
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式
エンジンオイル容量※全容量 (L) 1.9
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) 1.5
エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) 1.9
推奨エンジンオイル(SAE粘度) 10W-40
ドレンボルト呼び径(mm) 12.0
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・6段変速
変速機・操作方式 フットシフト
1次減速比 3.458
2次減速比 3.142
変速比 1速 2.600/2速 1.789/3速 1.409/4速 1.160/5速 1.000/6速 0.892
動力伝達方式 チェーン
スプロケット歯数・前 14
スプロケット歯数・後 44
チェーンサイズ 520
標準チェーンリンク数 114
フレーム型式 ダイヤモンド
キャスター角 29°00'
トレール量 (mm) 112
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 機械式リーディングトレーリング
ブレーキオイル適合規格 DOT 4
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 正立フォーク
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 2
タイヤ(前) 100/90-17
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)荷重指数 55
タイヤ(前)速度記号 S
タイヤ(前)タイプ チューブレス
タイヤ(後) 140/90-15
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)荷重指数 70
タイヤ(後)速度記号 S
タイヤ(後)タイプ チューブレス
ホイールリム形状(前) MT
ホイールリム幅(前) 2.15
ホイールリム形状(後) MT
ホイールリム幅(後) 3.0
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) 2.00
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) 2.00
ヘッドライト定格(Hi) 60W/55W
ヘッドライトタイプ(Hi) H4
テールライト定格(制動/尾灯) 27W/8W
スピードメーター表示形式 アナログ