カワサキ | KAWASAKI KLX150 BF/SE
東南アジア向けに発売されたKLX150BFは、先行したKLX150の派生モデル。車名末尾に付けられた「BF」は、ビッグフット(大きな足)の頭文字を取ったもので、その名の通り、KLX150よりも、足が(ホイール)が大きいのが特徴だった。そもそも、KLX150のホイールは、前が19インチで、後ろが16インチと、少し小さめ。そのことによる扱いやすさというメリットはあったが、悪路走破性においては、そのサイズが制限になることもあった。そこで、KLX150BFでは、前21インチ、後ろ18インチの、オフロードモデルにおける「フルサイズ」ホイールを採用し、本格的なオフロード走行に適した構成に変更されていた。これにより、最低地上高もKLX150比でプラス40mmの295mmとなった。また、足回りも強化され、フロントフォークは倒立式になった。排気量144ccの空冷単気筒SOHCエンジンなどは、同年式のKLX150に同じ。※日本市場へは正式導入されなかったが、販売店が輸入することで流通していた。
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