カワサキ | KAWASAKI KLX230 S

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車輌プロフィール

KLX230Sは、2022年の新型モデルとして、この年の2月に発売された。2019年10月に2020年モデルとして発売されたKLX230のバリエーションモデルで、そのKLX230よりも55ミリ低いシート高とすることで、足つき性が高められたというのが特徴だった。ベースモデルは、232ccの空冷単気筒エンジンをセミダブルクレードル式のフレームに搭載し、前21インチ/後ろ18インチのホイールを採用した、ベーシックなオフロードバイクだったが、885ミリのシート高は、小柄なライダーや、トレッキングユースには高いハードルになっていた。そこで、サスペンション設定を見直し、最低地上高210ミリ、シート高830ミリを実現した。足回り設定以外の要素は、オンロード、オフロード、どちらの路面でも制御できる「デュアルパーパスABS」含めて、KLX230と同じ。認定型式も、KLX230と同じ、2BK-LX230Aだった。その後、平成32年(令和2年)排出ガス規制に適合せず、2022年モデルを最後に日本では生産終了となった。それから数年後、国内の排ガス規制をクリアし、新たに8BK-LX232Aという認定型式を得たマイナーチェンジモデルが再登場した(2024年11月発売)。新たにLEDヘッドライトを採用し、面立ちの印象が大きく変わったが、従来型では830mmだったシート高は、845mmに改められた。とはいえ、同時に再登場したKLX230の880mmよりも低いことに変わりはなかった。

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