カワサキ | KAWASAKI ニンジャ400R | Ninja 400R

車輌プロフィール

2000年代の終わりごろ、ニンジャ250Rのヒットによって日本国内市場にふたたびフルカウルスポーツ人気が高まったことをうけ、2011年に登場したのがニンジャ400Rだった。とはいえ、ニンジャ250Rの排気量拡大版というわけではなく、輸出向けモデルのER-6f(600ccのフルカウルモデル)の400cc版だった。ネイキッドのER-6nに対する国内版・ER-4nのようなもので、同様にネーミングするなら、ER-4fとなるはずだったモデルである。ERシリーズは欧州を中心にバランスのとれた実用モデルとして評価が高く、国内向けのニンジャ400Rも、ウインドプロテクション効果の高いカウルを装備したスポーツツアラーとして評価を得た。2013年まで生産され、翌年にはニンジャ400へとモデルチェンジするが、その新型モデルも、ERシリーズの流れを汲むものとして、2017年までラインナップされた。

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