ヒョースン（HYOSUNG） GV250のバイク愛車レビュー

見た目が立派で、信号でドラッグスター400やデスペラード800と並ばれても見劣りしない。
エリミネーター250Vの燃費が18km/Lから21km/L程でしたが、こちらは約倍の33～35km/Lくらい走ります。
それも結構ブン回してです。
なのに加速感はエリミネーターとほぼ変わらず、キャブからインジェクションになった恩恵を感じます。
エンジンの掛かりも一発で、掛かり難くかったエリミと違い苦労しません。
シートの座り心地が素晴らしく、何時間乗っててもお尻が痛くならず、乗ったポジションも自然で手を前に出した所に丁度良くグリップがあります。
そして値段がメッチャ安くて　造りが日本車よりも雑なんじゃないかと心配してましたが、カワサキと比べて悪い所はありません。

韓国メーカーというイメージのマイナス点のみで他にはありません。
GV250の満足感が低い人のレビューを見ると2008年式とかのキャブ車ですが、その頃のは下のトルクが薄く、イグニションコイル等に不具合が多発していたみたいです。その後インジェクション化されて、2011年からは故障の発生率がかなり下がったようで、トルクも厚くなり、弱いところが ほぼ解消されたんじゃないでしょうか。

エリミネーター250Vはとても速いバイクでしたが、その分ガソリンバカ食いで20km/L前後しか走らず、何の為に経済性の高い250に乗ってるのか分かりませんでしたが、こちらの燃費はエリミネーター250Vの倍近く走ります。
満足度で言えばエリミネーター250Vが75点だとしたら　こちらは95点といったところで、正直　大満足してます。
もう直ぐ、乗ってから2年が経ちますが、オイル交換以外に何かする事がなくて日本車との違いはありませんでした。
ほんとGV250を買って良かった。

・本体価格が安い(新車で40万円前後)
・燃費が良い
・車体が250にしては大きい
・びっくりするくらい車体が軽量(引いて歩くのが苦じゃない)
・純正でタコメーターがある(純正でタコ付きアメリカンは珍しい)
・純正でFI搭載(エンジンに優しい)
・純正のシートがお尻に優しい(疲れない)
・タイヤロックが楽(キーを押し込む必要がない)

・操作感覚はスポーツタイプ(加速時の音とかも)
・錆びやすい(潮風や雨に注意したいところか?)
・部品が粗悪品(ちゃちい感じがする)
・反韓感情抱いてる人に敵視・侮蔑される
・これといったブランドではない
・パワーに若干の見劣りあり

車体も軽いし個人的には乗りやすいと感じました。
でもその軽さが馬鹿にされる原因の1つだと思います。

パワーに若干の見劣りがあるため、スポーティなバイクに
乗ってる人と一緒にツーリングする等の用途には不向き。
パワーに美学がある方にも同じく不向き。

しかし純正でタコメーター付きだったりFI搭載だったりと、
エンジンには優しい。ある程度エンジンは長持ちしそう。

車体が軽く、取り回しに便利。なんらかの事情で歩く事になる場合に楽ちんです。ただしその分、走行中のふらつきなどに注意。

純正のシートが柔らかめの為、タンデマーにも優しい。
そのため、運転全般に負担が少ない。

韓国産であることから一部の方々からの侮蔑的評価が憑き物ですが、本体価格が安いので、いずれ大型に乗り換える予定だったりと、そういうケースにも便利なバイクだと思います。

ちなみに自分は緩やかに走る性格なので、パワーは求めず、
400ccから250ccに下げた上で、いずれ大型バイクを購入する
までのバイクだと考えて、DS400から乗り換えました。

錆びやすいようなので屋根付き駐車かバイクカバーが必須
かもしれません。手入れの頻度も高めかも。

・本体価格の安さ(店頭販売価格40万円以下)。
・250ccでクラシックアメリカンのスタイルはこれだけ(のはず)。
・ステップボード等のオプションが安いので、気軽に付けられる。
・現行型はFI搭載。

・エンジンが高回転型なので、ぶん回さないと走らない。トルクも薄いので、操作感覚は完全にスポーツ車と同じです。ドコドコ感なんて欠片もありません。アメリカンらしさを味わいたいなら、新車でドラッグスター250を買った方が満足できると思う。

・国産と比べ、品質は低い。メッキは弱いためすぐ錆びる。シートやハンドル、細かく見ていけば「ああ、やっぱ安物だね」と思うはず。

・下取りは期待できない。言い方は悪いが不人気車であり、品質も低い韓国製という事もあり、二束三文にしかならない。実際、中古車が置いてある所なんて見た事が無い。

・外国車かつ台数が出ていないので、部品の供給が不安。あっても納期が遅い。

・韓国製の外車という事で、イメージがあまり良くない。ハーレーとかBMW、ドゥカティなら好印象をもたれるが、ヒョースンだと…、間違い無く好印象をもたれる事はありません。

個人的にはお勧めしがたい一台です。販売価格は40万前後ですが、正直それでも高いと感じるほど微妙です。適当に作ったアメリカンの車体に、スポーツ車用エンジンをそのまま積んでみたってバイク。つまりやっつけ仕事の結果生まれたバイクだと思います。そら安く売れるはずですよ。車体価格35万以下にしないと、とても妥当感はありません。

これを買うなら、割り切って125cc版である「GV125C」のほうが良いと思います。当然エンジンに余裕はないし、アメリカンらしさは無いと思いますが、任意保険は安く入れるし、「原付なのにこのでかさ」という満足感が得られるはずです。

ただ、GV125Cは高いんですよね…。乗り出しで30万円切るなら、直ぐにでも欲しいんですが(笑)

・新車でも安い(乗り出し価格約46万)
・オプションのシーシーバー/ステップボードが安い(各1万5千円程度)
・燃費良い(25km/L以上)
・燃料タンク14L(無給油300km可能)
・タコメータ標準装備(他のアメリカンにはなかったと思う)
・10000rpmまで回る
・純正マフラーでもドコドコ感があり、音が良い
・珍しい(自分以外に走っているとこを見たことがない)
・センタースタンドが有り整備性が良い
・パッシング/ハザードスイッチが有る

・熱間時の始動性が悪い
・純正パーツの納品に時間がかかる(1ヶ月以上待ってもこない)
・燃料計があてにならない
・メットホルダーがない
・メッキ部分などが錆やすい

・一度試乗する事を勧めます
(自分は試乗し、長く楽しく乗れると思い買換えました)
・錆ないようにこまめな掃除が必要
・メットホルダーが無いのでシーシーバーにメットを掛けてカギでロックしてます
・国産車より装備の面で優れていると思うが、走行性は国産アメリカンを乗った事がない為わかりません(自分は充分満足してます)
・スペック的にはマグナに近いと思う
・迷っていたら試乗するべし！！！