ビーエムダブリュー | BMW Rナインティ | R nineT
BMWのR nineT(アール・ナインティ)は、日本市場では2014年4月から販売が開始されたロードスターモデル。BMW製二輪車の90年の歴史を象徴するモデルとして、そのアイコンでもあった空油冷式のボクサーツイン(水平対向2気筒)エンジンを、オーソドックスやシャシーに搭載していた。排気量は1,169ccで、これはR1200シリーズと同じ大きさ。フロントサスペンションは、BMWのボクサーラインナップで採用されてきたBMW独自のテレレバー式ではなく、一般的なテレスコピック式(倒立フォーク)を採用。駆動方式はシャフトで、リアホイールはパラレバー・スイングアームで懸架されていた。シンプルなスタイルは、さまざまにカスタムされることを想定したもので、それはシートレールが着脱可能なことにも表れていた。すなわち、通常の状態では標準的な前後2人乗り(タンデム)仕様、シートレールを外せはスタイリッシュなシングルシート使用になり、アクセサリー設定されたアルミ製のリアシートカウルを装着すれば、往年のレーサー風にと姿を変えることが可能だった。2017年にはマイナーチェンジを受け、ステアリングヘッドアングルが変更され、グリップヒーターが標準装備されるなどの変更を受けた。2021年モデルでは、欧州のユーロ5規制に適合し、レインとロードのランディングモード選択が可能になり、USB電源ポートを装備するなどの変更を受けた。※日本市場で2017年9月1日以降に出荷された車両には、ETC車載器が標準搭載された。2022年12月、BMWのファーストモデル・R32の設計開始から100年を記念した限定もモデル「100Years」が設定された。
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