ビーエムダブリュー | BMW Rナインティ ピュア | R nineT Pure
BMWのRナインティ・ピュアは、Rナインティを中心としたヘリテイジシリーズのラインナップに、2017年モデルから加わったバリエーションモデル。先行したスクランブラーやアーバンG/S、同時期のレーサーのように、スタイルの想像がしやすいネーミングではなく、「ピュア」という名称は、すこしわかりにくいものだった。このモデル名は、二輪車としてのオーソドックスなスタイルを持っていた、Rナインティの各要素を、さらに純粋に磨き上げたモデルというコンセプトに由来するものだった。カスタマイズの「素材」として用いられることを前提に、装備もエクステリアもシンプルに徹し、その潔さが、逆に単体のモデルとしての魅力にもつながっていた。ベースのRナインティと比較すると、フロントフォークは正立タイプになり、メーターはシンプルな単眼タイプを採用。排気量1,169ccの空油冷水平対向2気筒エンジン(ボクサーツイン)などの基本構成は、Rナインティ同様ながら、サイレンサーもシンプルな1本出しスタイルだった。2021年モデルでは、欧州のユーロ5規制に適合し、レインとロードのランディングモード選択が可能になり、USB電源ポートを装備するなどの変更を受けた。※日本市場で2017年9月1日以降に出荷された車両には、ETC車載器が標準搭載された。
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