ビーエムダブリュー | BMW R100RS

車輌プロフィール

BMWと言えばこのモデルを想像するぐらい、BMWモーターサイクルの代名詞にもなっていたR100RS。R100RSの最大の特徴は、フェアリングの形状とその大きさにあります。ライディング・ポジションを正面から見ると、ヘルメットのシールドから上だけが露出しており、それ以外は全てフェアリングの中に納まってしまいます。新車販売当時のうたい文句は「高速連続走行時でも快適です。」でした。エンジンは難しい機構が全く無いシンプルな構成で、基本的な知識があれば多くの点検整備がオーナーご自身で行えるほど。そのエンジンのパワーはわずか60馬力と低性能だが、負圧式キャブレターとの相性が良く、歩くぐらいの速度から150km/hまでは普通に使用でき、その気になれば実測で170km/hちょっとまでは何とか出るはずです。リアサスペンションはモノレバーという、シャフトドライブの癖がそのまま出る方式を採用していて、チェーンやベルトドライブには無い、独特な味わいが残っている。

1992年 R100RS (カタログメイン)
1992年 R100RS
1992年モデル
ビーエムダブリュー R100RS

基本スペック

タイプグレード名 R100RS
仕向け・仕様 海外メーカーモデル
全長 (mm) 2175
全幅 (mm) 800
全高 (mm) 1380
ホイールベース (mm) 1447
シート高 (mm) 807
車両重量 (kg) 229
乗車定員(名) 2
原動機種類 4ストローク
気筒数 2
シリンダ配列 水平対向(ボクサー)
排気量 (cc) 980
カム・バルブ駆動方式 OHV
気筒あたりバルブ数 2
内径(シリンダーボア)(mm) 94
行程(ピストンストローク)(mm) 70.6
圧縮比(:1) 8.45
最高出力(kW) 44
最高出力(PS) 60
最高出力回転数(rpm) 6500
燃料供給方式 キャブレター
燃料タンク容量 (L) 22
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式
変速機形式 リターン式・5段変速
変速機・操作方式 フットシフト
動力伝達方式 シャフト
ブレーキ形式(前) 油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後) 機械式リーディングトレーリング
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1
タイヤ(前) 90/90-18
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)荷重指数 51
タイヤ(前)速度記号 H
タイヤ(後) 120/90-18
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)荷重指数 65
タイヤ(後)速度記号 H