ビーエムダブリュー | BMW R100RS

車輌プロフィール

BMWと言えばこのモデルを想像するぐらい、BMWモーターサイクルの代名詞にもなっていたR100RS。R100RSの最大の特徴は、フェアリングの形状とその大きさにあります。ライディング・ポジションを正面から見ると、ヘルメットのシールドから上だけが露出しており、それ以外は全てフェアリングの中に納まってしまいます。新車販売当時のうたい文句は「高速連続走行時でも快適です。」でした。エンジンは難しい機構が全く無いシンプルな構成で、基本的な知識があれば多くの点検整備がオーナーご自身で行えるほど。そのエンジンのパワーはわずか60馬力と低性能だが、負圧式キャブレターとの相性が良く、歩くぐらいの速度から150km/hまでは普通に使用でき、その気になれば実測で170km/hちょっとまでは何とか出るはずです。リアサスペンションはモノレバーという、シャフトドライブの癖がそのまま出る方式を採用していて、チェーンやベルトドライブには無い、独特な味わいが残っている。

1981年 R100RS (カタログメイン)
1981年 R100RS
1981年モデル
ビーエムダブリュー R100RS

基本スペック

タイプグレード名 R100RS
仕向け・仕様 海外メーカーモデル
ホイールベース (mm) 1465
車両重量 (kg) 230
原動機種類 4ストローク
気筒数 2
シリンダ配列 水平対向(ボクサー)
冷却方式 空冷
排気量 (cc) 980
カム・バルブ駆動方式 OHV
気筒あたりバルブ数 2
内径(シリンダーボア)(mm) 94
行程(ピストンストローク)(mm) 70.6
圧縮比(:1) 9.5
最高出力(kW) 51
最高出力(PS) 70
最高出力回転数(rpm) 7250
燃料供給方式 キャブレター
燃料タンク容量 (L) 24
エンジン始動方式 セルフスターター式
変速機形式 リターン式・5段変速
変速機・操作方式 フットシフト
動力伝達方式 シャフト
ブレーキ形式(前) 油圧式ダブルディスク
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 2
タイヤ(前) 3.25-19
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(後) 4.00-18
タイヤ(後)構造名 バイアス