ビーエムダブリュー | BMW Rナインティ/5 | R nineT/5
2019年7月に発表されたRナインティ/5は、1969年に登場したR50/5、R60/5などの「/5」シリーズ誕生50周年と、ベルリンで二輪工場を操業(東西冷戦中の当時は西ベルリン)させてから50年を記念したアニバーサリーモデルだった(日本での発売は2019年10月)。排気量1,169ccの空油冷水平対向2気筒エンジン(ボクサーツイン)をはじめとした基本構成は、ベースモデルのRナインティ・ピュアに準じるが、かつての「/5」シリーズらしい造形が付加されていた。印象的なのは、シートの形状。当時のモデルでは、シート後端が、わずかに跳ね上がったようなかたちをしていたが、Rナインティ/5でも、ごくわずかにその形状が表現されており、シートパイピングの入り方も、当時のままだった。また、正立フォークには蛇腹状のカバー(ゲイター)が取り付けられ、燃料タンクにニーパッドが配されたことも、R50/5やR60/5などと同様。タンクの上には50周年を記念したマークが取り付けられていた。ABS、スタビリティコントロール(ASC)のほか、グリップヒーター標準装備。※日本仕様にはETC車載器も標準搭載された。
該当する投稿はありませんでした。