ビーエムダブリュー | BMW M1000RR

新車価格帯(実勢価格)

車輌プロフィール

BMWのM1000RR(M RR)は、2021年の新型モデルとして、2020年9月に発表されたスーパーバイクだった。ベースとなったのは、同時代のS1000RRで、その「ロードゴーイングレーサー(公道も走ることが可能なレーシングモデル)」として設定されたモデルだった。名称の「M」は、4輪車でのBMWモータースポーツを象徴するサブブランドで、BMWのモトラッド(バイク)として初めてのMモデルが誕生したことにもなった。搭載するエンジンは、BMWシフトカム(可変バルブタイミング&リフト機構)を備えた排気量999ccの水冷並列4気筒ユニットで、S1000RR(2019年モデル)の207psに対し、M1000RR(2021年モデル)では212psを発生させていた。外観上の最大の特徴は、ダウンフォース(バイクを路面に押さえつける力)を発生させるための空力パーツ(ウイングレット)が追加されていること。M1000RRに搭載された電子制御技術にはウィリーコントロールも含まれていたが、たとえば加速時に、ウイングレットも前輪の浮き上がりを抑制した。スーパーバイクを手なずけるための電子制御技術には、スライドコントロールやトラクショコントール、シフトアシストとともに、ピットレーンリミッターやローンチコントロールなど、サーキットユースで働く機能も装備。それでいながら、グリップヒーターやクルーズコントロール、坂道発進を補助するヒルスタートコントロールなどの「快適ツーリング機能」も搭載していた。なお、M1000RRには、さらに装備を強化した「Mコンペティション・パッケージ」も設定された。「コンペティション」は、4輪車のMモデルでも設定される上級グレード名で、Mブランドとしての共通性が図られていた。2023年モデルとして、BMW・Mの50周年を記念する限定仕様車「50 YEARS M」が発売された。その後、第二世代モデルが登場。フェアリング意匠は一新され、大きなフロントスクリーン、大型化されたウイングレット(ブリスターカウル)、フロントブレーキ冷却ダクトなどを装備。Mコンペティション・パッケージも引き続き設定された。2025年モデルでは、ユーロ5+(プラス)規制をクリアしながら、エンジンの燃焼室などを変更し、+6PSアップを果たした。ウイングレットなどの形状も新デザインとなり、ステアリングアングルに連動したトラクションコントロールなど、電子制御システムもアップデートされた。スロットル操作はショートストローク(回転角度は58°)タイプになった。

ビーエムダブリュー M1000RRの買取レビュー

該当する投稿はありませんでした。

バイクを売却ご希望の方は、複数のバイク買取企業へ一括査定の依頼ができます。