ビーエムダブリュー | BMW R12 S

車輌プロフィール

GSX1100Sカタナのデザイナーとして日本人にも知られるハンス・ムートの代表作といえば、BMWモトラッドのR90S(1973年)も挙げられる。その、BMWのスポーツモデルを象徴してきたR90Sをオマージュした新しい特別モデルが、2024年11月に発表された。それがR12Sだった。そのベースとなったのは、この時代のヘリテイジモデルシリーズ、R12 nineTで、排気量1,169ccの水平対向2気筒「ボクサー」エンジンを搭載。そして、往年のR90Sを象徴していたコクピットカウル(ビキニカウル)を備え、細部の意匠もR90Sを踏襲しつつ、特徴的だったオレンジメタリックのカラーリングも与えられていた。もちろん、2020年代の新型モデルとして、様々な電子制御システムを搭載。坂道発進をサポートするヒルスタートコントロール、クイックシフターやグリップヒーターなどのライダーサポート機能を備え、ヘッドライトも夜間走行の安全性を高めるアダプティブタイプとなっていた。※2024年11月時点で、日本市場未発表

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