ドカティ ストリートファイターの車検整備をしました!
ドゥカティ | DUCATI ストリートファイター | Streetfighter
スーバーバイク1098用のパワーユニットを搭載したネイキッドモデルとして、2009年に発売されたのが「ストリートファイター」だった。カッコ付きでモデル名を記したのは、この名称そのものが、特定のジャンル・カテゴリーを表すものでもあったから。欧州においては、1990年代の終わりごろまでに、一般のライダーたちが、レーサーレプリカモデルのカウルを取り外すかたちで作り上げたハイパフォーマンスなネイキッドカスタム車を、ストリートファイターと呼ぶようになっていた。そんな中、オリジナルの文法どおりに、現役(当時)のフルカウルスポーツからカウルを取り去って登場した「ストリートファイター」は、高性能なネイキッドがストリートファイターを名乗るのとは異なり、真の意味でのストリートファイターであったと言える。但し、「ストリートファイター」は単なる1098のカウルレス版ではなかった。キャスターを立て(1098の24.5度から25.6度へ)、スイングアームを35ミリ延長することなどにより、ホイールベースが45ミリ長くなっているなど、一般公道(ストリート)がパフォーマンスステージであることを明確にしたという面も持っていた。なお、カウルレスになったが、ストリートファイターの小さなヘッドライトカウルには、1098のフロントマスクにも通じる意匠が施されてもいた(ヘッドライト下、左右のLEDが、1098のヘッドライトに近似)。上位モデルとしてSバージョン(ストリートファイターS)も設定された。