ドゥカティ | DUCATI 848EVO
848エボは、848(2008-2010)の進化版(エボルツィオーネ)モデルとして、2011年から2013年まで販売されたミドルクラスのスーバーバイクだった。これまでの848が848エボへと名称を改めた理由は、エンジンの進化。燃焼室とピストンの形状を変更し、混合気の圧縮率を従来の12:1から13.2:1まで高め、吸気ポートやバルブリフト量の最適化などを行い、出力向上が図られていた。また、ブレーキキャリパーリパーがモノブロックタイプに変更されてもいた。それ以外の要素は、848と同じで、その名の通り、848が熟成される中で進化したモデルだった。後継モデルは、899パニガーレ。スーパーバイクがモノコックフレームのパニガーレ・シリーズになっていく中で、最後のトレリスフレーム採用モデルが、848エボということになった。
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