満足している点
軽量、スリム、電子制御満載。
ライディングに集中できるバイクです。
不満な点
強いて挙げれば、シート座面の角度と材質がいまいちしっくりしない。
これから購入する人へのアドバイス
非力なおっさんでも、それなりに人車一体感を味わえ、所有する満足感も高く、末永く楽しめると思いますよ。
投稿者:スーパーセブン
ドゥカティ | DUCATI 1199パニガーレS | 1199 Panigale S
1199パニガーレSは、2012年から2014年までラインナップされた1199パニガーレの上位モデルとして、同時に登場したスーパーバイク。1199パニガーレ・シリーズは、1198までのトレリスフレームにかえて、アルミモノコックフレームを採用し、エンジンもこれまで以上にビッグボア×ショートストローク型の「スーパークアドロ」になり、湿式クラッチ、ライドバイワイヤなどの新機軸を得て、ドゥカティ・スーパーバイクの新時代を拓いたモデルだった。そして、そのSタイプたる1199パニガーレSにも、新しい装備が採用されていた。その筆頭が、このクラスとしては初採用となる電子制御式のサスペンション(DES=ドゥカティ・エレクトロニック・サスペンション)。ライドバイワイヤ採用によって得た切り替え式の走行モードに合わせて自動的にサスセッティングも変更されるほか、好みを反映することも可能だった。また、市販車として初めて、LEDヘッドライトを採用したのも、Sタイプだった(ベースモデルはハロゲンライト)。マルケジーニ製のアルミ鍛造ホイールを履き、時速300km以上での安定性を高めるエアロキットも付属した。バリエーションモデルとして、ABSやDDA+(データアナライザー)を標準装備した「トリコローレ」も存在した(別項)。ABSはオプション設定。
満足している点
軽量、スリム、電子制御満載。
ライディングに集中できるバイクです。
不満な点
強いて挙げれば、シート座面の角度と材質がいまいちしっくりしない。
これから購入する人へのアドバイス
非力なおっさんでも、それなりに人車一体感を味わえ、所有する満足感も高く、末永く楽しめると思いますよ。
満足している点
・デザインの良さ。故にどこに行っても目立つ。信号待ちで撮影されること幾度となく。
・「実は中身HONDAじゃね?」と思える程ジェントリーな印象が際立つ。実際日本製部品が多く使われている。
・1199STDと50万円の価格差で実質100万円以上のカスタムが施されているとってもお買い得な一台。
・フロントライト・テールライト共にLEDを標準装備で視界が良好。(1199S,1199RのみLED装備)
・フルカラーTFT液晶ディスプレーは映り込みが少なく夜間は自動的に背景色が反転して視認性は良好。
・サスペンションはオーリンズ電子制御により31段階で手元のスライドスイッチによりいつでも調整できる。
・クラッチ操作不要のクイックシフターは特に変速の多い街乗りとサーキットでとても役立つ。
・リッターSSでありながら車重168kgと軽く車格もYZF-R25とほぼ同等なので取り回しがとても楽。
・細身の車体であるが故に輸入車でありながら一度跨いでしまえば思い通りのライディングポジションがとれる。
・ブレンボのブレーキは軽いタッチでピタッと停まる。純正パッドであっても指かけ1本でキュッと停止。
・レーシングキット装着後5000~6000rpm時の甲高いエキゾーストノートがまさにレーシングマシンそのもの。
・低回転時は振動が多く爆発も不均等でありながらエンストするような事もなくドゥカティらしい荒ぶれる鼓動感。
・セッティングが決まった時の曲がり易さ。まるでコーナーの円の中心に吸い込まれるような錯覚を覚える程。
不満な点
・サイドスタンドが出しづらい。少々かっこわるいが足元をよく見て確実に出さないとコケる。
・JPN仕様の標準装備サイレンサーは正直ダサいと思う。それでも一応テルミニョーニ製。
・同じくJPN仕様のエンジンカバーは横に張り出し過ぎていてブレーキ操作の際右足の内側に干渉する。
・日本の騒音規制に合わせたとは言えEU仕様から70馬力もカットするのはSSとしてどうかと思う。
・昆虫の触覚のようにビヨーンと左右に飛び出た長すぎるミラーはこのバイクのバランスを大きく崩している。
・標準装備のセパハンは位置がやや高くそして幅が広い。人によって好みが別れるだろう。
・標準装備のステップはアルミ削り出しで高級感は認めるがなんの凹凸もなく滑って危ない。
・標準装備の表面ツルツル仕様のシートはブレーキング時にお尻が滑りタンクに股間を激しくぶつける。
・カーボンパーツの採用が中途半端。1199Rばりに全て換装すると1199Rの車体価格を軽く超えてしまう。
・シート下にエキパイが収容されているためジーパン等では内股を火傷する。>革パン着用で解消する。
・純正部品の値段が高額。しかも標準納期が3~4週間と長い。参考までにサイドカウルのビス1本600円。
・そのサイドカウルのビスは出発前に毎回増し締めしないと振動で抜け落ちてしまう。
・身長180cm↑体重75kg前後の西洋人向けに作られているためノーマル設定では足回りがとても硬い。
これから購入する人へのアドバイス
Ducatiが市販するマシンに初めてDucati本拠地の地名「パニガーレ」を取り入れた渾身の一台です。DucatiのSuperbikeは国産直4に比べ乗りづらいとよく聞きます。私自身も国産全てのSSと乗り比べてパニガーレに限らずDucatiのSuperbikeは乗りづらいと感じていました。その第一の理由はパニガーレを新車で購入しドノーマルで乗ってはじめに感じたのは足回りがあまりにも硬すぎたことです。またV型2気筒特有の燃焼間隔の不均等とそれによる低速トルクの不安定さが万人受けしないのではないかと想像しています。(Superbikeはサーキットの華であり本来的に低速でドロドロ走らせるマシンではないのでしょうがないことですが)とはいえ1098Sと乗り比べた印象としてパニガーレはかなりマイルドなエンジンに仕上がっており以前のSuperbikeのピーキーさは大分影を潜めたと感じています。実際、クラッチが乾式から湿式に変更になりタイミングベルトも撤廃し設計を日本車に近づけてきたのも少なからず影響を与えているように感じます。個人的には昔のSuperbikeのじゃじゃ馬加減のほうが好きだったりするのですが。
ABS,EBC,DTC,DQSをはじめとした電子制御による設定項目が手元のスライドスイッチで簡単にいじれるので、同じ道でもより曲がりやすい設定を見つけたく都度路肩に停めては設定変更して再びトライするというような楽しみ方も増えました。クラッチを握ることなくシフトペダルを掻き上げるだけでシフトチェンジが可能となるクイックシフターにも大きな感動を覚えました。パニガーレの発売2012年時点においてこれらの技術は日本勢の市販車には一台もありませんでした。私の望みとしてDucatiにはこれまで通りmotoGPやWBKで培った最新技術をいち早く市販車に反映させてもらいたいです。そんな最新技術を使いこなせるかどうかは別として国産車との価格差が狭まる昨今、他社に先駆けて3年も先に最新技術に触れる機会が一般人でも得られたことはライダーとしてこの上ないことではないでしょうか。
満足している点
スタイリング。
エンジンフィール。
数々の最新電子デバイス。
カスタムパーツが比較的豊富である。
軽い。
コーナリングフィールは、まさに理想的であり、最高だと思う。
F4よりパニガーレの方が思い通りか、それ以上に曲がると感じる。
結構、安く買えた事。
不満な点
ディーラー車の場合、日本の規制のおかげで、サードマフラーを装着し本来のデザイン&サウンドが台無しに・・・
さらに、本国仕様の195馬力も135馬力に下げられている点。
(まぁ、この二つは、ドカパフォのマフラー(スリップオンでもOK)をハメれば解決するんで、大した問題では無いと思っている)
ニョキっと生えたミラー(デザインもイマイチだが、特にすり抜けが怖い)
ドカは、数年すると結構な玉数が出回り希少性が無くなって来るであろう事。
ドカに限らず、外車は下取りOr買い取りの値段が結構叩かれる事が多い。
新車と言う事もあってか、キーを回すのが固い。
通常この手のバイクに乗る人のほとんどは、シフトダウンの時にブリッピングをするかと思いますが、アクセルに、回転がついて来ません。
ただ、それは逆に言うとエンブレコントロール&上質なスリッパーが入ってるんで必要がないからECUでワザと制御しているようにも思えます。
サーキット走行がメインと考えれば不満ではないのかもしれないが、街乗り&ツーリング重視でいうなら、シートが固く長時間のライディングではお尻が疲れる。
また、足付きを良くさせる為か、タンク&シートがかなり絞られているので、ニーグリップがしづらく、ハングオフフォームを取るにも、外足をホールドする事が難しく感じる。
信号で、両足着いて待っていると、太もも辺りに何かが(左はサスだけど)当たる。(カッコいいからまぁ良いやとは思ってはいる)
仕方無い事だとは思うが、国産に比べてランニングコストが割高である。
例えば、オイル交換、フィルター工賃込み2万超えらしい、因みにコストを抑えるために、自分でオイル交換するとその時点でディーラー保証は受けられなくなる。
あと、私の買ったSグレードなら前後オーリンズのサスが入っていますが、2年(20000km)でオーバーホールしてくれとかが普通の話・・・(一体、いくら掛かるんだろう??)
毎度の事ながら、この手のバイクは、2人乗りはカナリ厳しいと思う。(もう、諦めてるんで良いんですが)
クラッチ操作をする際にまだ慣れていない性もあってか、ハイビームの切り替えスイッチに人差し指が当たってしまい、思ってもいないところで勝手にハイビームになる。
もし、怖い人の車の後ろでやらかしてしまったらと思うと・・・(╬゜◥益◤゜)y━・~
これから購入する人へのアドバイス
このインプレを見てもお分かりのように、あまり大した内容の事は書いてありません。
それは、まだ慣らし中であまり大した事が書けないという事もありますが、それ以上に、このバイクは、字で読むよりやはり自分自身で感じなければ、意味の無いバイクでは無いかと思います。
不満な点も多少書きましたが、マイナスポイントなど無視できるような満足のいくバイクに仕上がっていると思います。(まだまだ当然カスタムはしますが)
ハッキリ言って、僕にとっては正に理想的バイクであり、この先10年は乗り続けたいと思えるバイクです。
何台も乗り次いで、やっとたどり着いた夢のバイクです。
この手の大型バイクは慣らしをするにも公道ではなかなか思うように、走れないと思いますが、個人的には早い段階で高速等使い、ちゃんと4~6速までのギアチェンを何度もして、ミッションの慣らしもシッカリしたほうが良いと思います。(4~6速は下道ではなかなか入れられませんからね・・・
満足でも、不満足でもないのですが、ライディングポジションがツーリング向けと、サーキット向けの中間あたりの中途半端なポジションになります。
因みに、私はツーリングもサーキットも両方使うので、しばらくはこのポジションで乗りたいと思います。(サーキット専用にするならば、シートやハンドル、バックステップ等の変更を視野に入れないといけないかもしれません)
現状、日本国内の公道走行では、200馬力級のパワーは持て余す事がほとんどだと思いますが、今後、世界的にも規制が厳しくなるであろうと考えられており、コレ以上のスペックのバイクを買えない時代が来る事が予想されています。
http://www.youtube.com/watch?v=sAldegMXVLI
新車で、この怒涛のパワーを感じたいのであれば、まさに今が買い時なのかもしれません・・・
燃費は計って無いので、適当に書きました。