ドゥカティ | DUCATI GT1000

車輌プロフィール

2006年モデルからスタートしたスポーツクラシックシリーズに加わった、3番目のモデルが、GT1000だった。先行したスポーツ1000とポールスマート1000LEから半年遅れではあったが、モデルイヤー上は、2007年ということになった。その名やルックスの通り、スポーツ指向が高かったスポーツ1000とポールスマート1000LE(セパレートハンドルに乾式クラッチ)とは異なり、GT1000は、グランド・ツーリングモデル。湿式クラッチに、バータイプのハンドル、ツインショックのリアサスを備え、先行2車とは異なる、スタンダードなネイキッドスポーツとしての特性が与えられていた。とはいえ、992ccの空冷Lツインデスモドロミック2バルブエンジン(デュアルスパーク)を、シリーズ共通のトレリスフレームに搭載するところや、GTモデルでありながらも、マルゾッキ製の倒立フォークを採用するところなどは、ドゥカティのスポーツモデルそのものだった。2009年には、大型スクリーンやリアキャリアを標準装備した派生モデル、GT1000ツーリングもラインナップされた(別項)。

2010年 GT1000 (カタログメイン)
2010年 GT1000 2010年 GT1000
2010年モデル
ドゥカティ GT1000

基本スペック

タイプグレード名 GT1000
仕向け・仕様 海外メーカーモデル
全長 (mm) 2180
全幅 (mm) 790
全高 (mm) 1060
ホイールベース (mm) 1425
シート高 (mm) 810
乾燥重量 (kg) 185
乗車定員(名) 2
原動機種類 4ストローク
気筒数 2
シリンダ配列 V型(L型)
シリンダバンク角(°) 90
冷却方式 空冷
排気量 (cc) 992
気筒あたりバルブ数 2
内径(シリンダーボア)(mm) 94
行程(ピストンストローク)(mm) 71.5
圧縮比(:1) 10
最高出力(kW) 61
最高出力(PS) 83
最高出力回転数(rpm) 8000
最大トルク(N・m) 83
最大トルク(kgf・m) 8.5
最大トルク回転数(rpm) 6000
燃料供給方式 フューエルインジェクション
燃料タンク容量 (L) 15
燃料タンク・リザーブ容量 (L) 3
燃料(種類) ハイオクガソリン
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式
点火プラグ標準搭載・型式 DCPR8E
点火プラグ必要本数・合計 4
搭載バッテリー・型式 YT12B-BS
バッテリー容量 12V-10Ah
エンジンオイル容量※全容量 (L) 3.9
推奨エンジンオイル(SAE粘度) 10W-40
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・6段変速
変速機・操作方式 フットシフト
動力伝達方式 チェーン
スプロケット歯数・前 15
スプロケット歯数・後 39
チェーンサイズ 525
標準チェーンリンク数 100
フレーム型式 スチールパイプ・トレリスフレーム
キャスター角 24°00′
トレール量 (mm) 91
ブレーキ形式(前) 油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
ブレーキオイル適合規格 DOT 4
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 倒立フォーク
フロントフォーク径(φ) 43
フロントサスペンションストローク(mm) 120
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 2
リアサスペンションストローク(mm) 94.5
リアホイールトラベル(mm) 133
タイヤ(前) 120/70R17
タイヤ(前)構造名 ラジアル
タイヤ(前)タイプ チューブタイヤ
タイヤ(後) 180/55R17
タイヤ(後)構造名 ラジアル
タイヤ(後)タイプ チューブタイヤ
ホイールリム幅(前) 3.5
ホイールリム幅(後) 5.5
ヘッドライト定格(Hi) 60W/55W
ヘッドライトタイプ(Hi) H4
テールライト定格(制動/尾灯) 21W/5W
スピードメーター表示形式 アナログ
メーター表示:エンジン回転計
メーター表示:時計