ドゥカティ | DUCATI ハイパーモタード1100エボ | Hypermotard 1100 EVO

車輌プロフィール

ハイパーモタード1100エボの登場は、2010年のこと。2007年からラインナップされていたハイパーモタード1100の進化版(エボリューションモデル)として「EVO」を名乗るようになった。基本的な構成は前身モデル同様で、進化したポイントは、軽量化とエンジン性能の向上。スーパーバイクにも用いられた特殊な鋳造製法(ヴァキュラルダイキャスト)によって、クランクケースを大幅に軽量化し、前モデルではツインスパークだったプラグは、シングルタイプになった。また、フロントフォークはマルゾッキ製からザックス製に変更されていた。排気量1,078ccの空冷Lツインエンジンに与えられたオイルクーラーは、これまでよりも冷却面積を85%拡大した新型に変更されてもいた。上級仕様として、SPタイプ(ハイパーモタード1100エボSP)も設定。ともに2012年モデルまでラインナップされた。

ドゥカティ Hypermotard 1100 EVOのユーザーレビュー・写真
 
少しでも興味がある方には、迷わずおすすめします!

満足している点

今まで20台以上のバイクを乗り継いできましたが、地元九州の峠道で遊ぶには最高の一台です。

約170kgの車体に95馬力の空冷2気筒エンジン、最初からパフォーマンスの高い足回りで、かなり振り回して遊べます。

電子デバイス一切なしの強烈なパフォーマンスは癖になりますよ。

ちなみに、ここで記入している燃費は法定速度程度で走ったときのものとお考え下さい。

実際にはもう少し落ちますが、スタンド探しに神経質になるレベルではないと思います。

不満な点

個人的には「バイクは片足がべったり届けば大丈夫」と思っているので苦になりませんが、一般的な印象通り、かなりシート高が高いので、両足が届かないと不安であれば、身長180cm以下の人には厳しいかもしれません。

オフ車のようにシート幅も狭くないですし、跨ってしまえばリアサスがかなり沈み込み、足の裏がべったりという訳ではないので、不安な方は実際に試乗してみることをおすすめします。

純正だとハンドルの幅がかなり広い上に、デザイン優先でバーエンドについているミラーのおかげで、街中での走行や、渋滞をすり抜けする機会が多い方には向かないと思います。

ハンドルの高さも国産ネイキッド以上ですので、今時のワンボックスカーのドアミラーと同じような高さになってしまい、けっこう気になります。

これから購入する人へのアドバイス

あえて挙げるとすれば、アプリリアのドルソデューロあたりがライバルかもしれませんが、国産・外車を問わず、他に競合する車種がないバイクだと思います。

見るからに過激なデザインと走りですので、国産4発のSSに飽きた私のようなライダーでもかなり楽しめています。

気なる方はぜひどうぞ!

総合評価: 5
年式:2010年  燃費:一般道:18.0km/L  高速道:20.0km/L
投稿者:くろすけ
投稿日:2012-03-28 00:45:39