モトグッツィ | MOTO GUZZI ステルヴィオ | STELVIO

新車価格帯(実勢価格)

車輌プロフィール

2024年の新型モデルとして発表されたステルヴィオ(ステルビオ)。北イタリア、アルプス山脈越えのステルヴィオ峠に由来するネーミングを持つバイクをモトグッツィがリリースするのは、2024年が初めてではなかった。2008年、グリーゾ8Vの4バルブエンジンを搭載したアドベンチャーツアラー(ステルビオ1200 4V)に用いられていた。久しぶりの復活となった新生「ステルヴィオ」は、今回もくねくねと折れ曲がった道のステルヴィオ峠を駆け上がるためであるかのようなアドベンチャースタイルを持っていた。エンジンは、V100マンデッロ(2022年登場)に搭載されていた排気量1,042ccの水冷V型2気筒DOHC4バルブユニットがベースで、モトグッツィらしく縦置きされ、シャフト式のファイナルドライブを採用。しかし、ドライサンプではなく、ウェットサンプで潤滑され、乾式単板ではなく、湿式多板のクラッチを使っているのは(V100マンデッロと同様に)これまでのモトグッツィとは一線を画するものだった。エンジンはV100マンデッロ用がベースではあるが、フレームはステルビオ専用であり、サスペンションシステムも同様。6軸IMUを中心に、多彩な走行モードを提案し、さまざまな電子制御技術がライダーをサポートしながら車体をコントロールするのも、この時代のアドベンチャーモデルらしいところだった。※日本市場では、2024年7月に発売(受注開始)となった

2024年 STELVIO Giallo Savana(カタログメイン)Giallo Savana
2024年 STELVIOGiallo Savana 2024年 STELVIONero Vulcano 2024年 STELVIO(リアビュー) 2024年 STELVIO(ハンドルまわりイメージ)
新登場
2024年モデル
モトグッツィ STELVIO

※画像およびスペック数値は、イタリア本国のプレスリリースを参照した。2024年7月から日本市場に導入されたのは、Nero Vulcano(バルカンブラック)カラーのみだった。

基本スペック

タイプグレード名 STELVIO
モデルチェンジ区分 新登場
発売年 2024
発売月 7
仕向け・仕様 海外メーカーモデル
全長 (mm) 2195
全幅 (mm) 945
ホイールベース (mm) 1520
シート高 (mm) 830
乾燥重量 (kg) 222
車両重量 (kg) 246
乗車定員(名) 2
原動機種類 4ストローク
気筒数 2
シリンダ配列 V型(L型)
シリンダバンク角(°) 90
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 1042
カム・バルブ駆動方式 DOHC
気筒あたりバルブ数 4
内径(シリンダーボア)(mm) 96
行程(ピストンストローク)(mm) 72
圧縮比(:1) 12.6
最高出力(kW) 84.6
最高出力(HP) 115
最高出力回転数(rpm) 8700
最大トルク(N・m) 105
最大トルク(kgf・m) 10.7
最大トルク回転数(rpm) 6750
燃料供給方式 フューエルインジェクション
燃料タンク容量 (L) 21
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式
バッテリー容量 12V-12Ah
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・6段変速
変速機・操作方式 フットシフト
動力伝達方式 シャフト
フレーム型式 チューブラースチールフレーム
キャスター角 25.6°
トレール量 (mm) 116.4
ブレーキ形式(前) 油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 倒立フォーク
フロントフォーク径(φ) 46
フロントホイールトラベル(mm) 170
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1
リアホイールトラベル(mm) 170
タイヤ(前) 120/70R19
タイヤ(前)構造名 ラジアル
タイヤ(前)タイプ チューブレス
タイヤ(後) 170/60R17
タイヤ(後)構造名 ラジアル
タイヤ(後)タイプ チューブレス
ホイールリム幅(前) 3.0
ホイールリム幅(後) 4.5
スピードメーター表示形式 デジタル
メーター表示:ギアポジション
メーター表示:燃料計
メーター表示:エンジン回転計
メーター表示:時計
車両装備:ハザードランプ
車両装備:アンチロックブレーキ(ABS)
車両装備:走行モード切り替え
車両装備:トラクションコントロール
車両装備:スリッパークラッチ
車両装備:可変スクリーン
車両装備:キャリア