ガレージハウス座間駅前Part2
2014年7月15日
構成/バイクブロス・マガジンズ編集部
バリュープランニングが展開するガレージ付きの賃貸アパート『プレミアムガレージハウス』が、バイク好きの間で好評だとか。そこで今回、実際に入居している方にお話を伺い、その魅力を語ってもらった。
じっくりとカスタムに取り組める
ガレージのありがたみを実感しています!
──今回お話を伺ったのは、ガレージハウス座間駅前Part2に入居して約半年になる野口裕一さん。職業はバイクの整備士で、全日本ロードレース選手権や鈴鹿8耐への参戦で有名な『Team KAGAYAMA』の現役メカニックだ。現在彼女と同居中で、ガレージには自身と彼女のバイクが合計5台収まっている。はじめに、なぜ現在のガレージハウスを選んだのかを聞いてみた。
「以前住んでいたアパートではバイクを保管する場所が無くて、埼玉の実家近くに友達何人かと共同で倉庫みたいな大きなガレージを借りていたんです。だからバイクに乗るにもイジるにも、仕事のない週末にわざわざ埼玉まで行かなきゃならなかった。好きなバイクのためとは言え片道50kmというのは、けっこう大変でした。」
「当時住んでいたアパートの更新が来たので物件を探していたら、プレミアムガレージハウスの存在を知って“これだ!!”と思いました。運よく職場からバイクで10分程度の新築物件で、2階の居室は約10畳のワンルームで少し手狭ですが、バス、トイレが別だし、システムキッチンも備わっていたので即決しました。」
「自宅でバイクを触るのはあくまで趣味の範囲です」と言うが、さすがはプロのメカニック、ガレージには工具の棚がズラリと並ぶ。当然ながら、これだけ工具があってもどこに何がしまってあるかはきちんと把握しているそうだ。
──プレミアムガレージハウスは従来、高速道路のインターチェンジ近くなど、バイクやクルマでの移動の便利さを重視した立地が多かったが、最近では駅の近くなど、普段の暮らしにも便利なロケーションが増えつつある。野口さんが暮らすアパートも、まさにそんな物件だ。
「やはり駅からすぐ近くというのがすごく便利ですね。通勤など普段電車を使うことはないんですが、休日の買い物や飲み会など、都心に出る際にとても助かります。一緒に暮らす彼女とも、ここに決めて本当に良かったと2人で喜んでいます。」
ガレージを自分好みに飾れる楽しさとセキュリティの高さも魅力
──気になるガレージの使い心地については、どんな印象を持っているのだろう?
「ここに来てからまだ冬を迎えていませんが、水道からお湯が出るのがいいですね。バイク整備は手が荒れるので…。それから壁や床は退去する際に元に戻すという条件で、ポスターを張ったり壁にピンを刺したり、床に板やクロスを張ったり、自分の好みで自由に手を加えられる点もいいですね。賃貸だと規約が厳しいところが多いのですが、ここは面白いし楽しいです。それにセキュリティシステムが標準で付いているので、留守中や夜間でも安心感があります。」
ツールキャビネットが積み重ねられた光景は、個人のガレージと言うよりまるでバイク屋さん。カスタムからエンジンの整備まで大抵のことは出来る工具が揃っているとか。ガレージ左奥のコーナーにはシンクがあり、お湯が出るので冬の作業にはありがたい。
──居室のすぐ下にガレージのある生活、実際にどんな楽しみ方をしているのだろう?
「バイクの整備をいつでも好きなときに出来るのが本当に便利です。平日仕事を終えて帰宅してから、ちょっとバイクを触って、作業が終わらなくても途中でそのまま置いて、続きを週末やる、なんてことが当たり前に出来るのがいい。雨が降っても気にしないで済みますし。」
ガレージの一角に机とパソコンを設置。ここでマシンのカタログ写真などを見ながら、ラッピングに使用するシートのデザインやカラーを検討していく。デザインが決まったらサイズを割り出し、脇にあるカッティングマシンでシートを切り出すことが可能。「これもあくまで趣味ですよ」とのことだが、たまに仕事で急にステッカー等が必要になったときは、ここで作成することもあるのだとか。
「バイクのパーツを組み替えたりするのも好きですが、外装のカスタムが好きなんです。パソコンでデザインして出力し、カッティングシートを専用のマシンでカットしてバイクに張っていく、いわゆる“ラッピング”ですね。パソコンやカッティングマシンなど、そのための専用スペースをガレージに作れたのが嬉しいです。2階の居室で彼女が休んでいても、気にせずゆっくり作業出来ますので。」
キレイに仕上げたマシンもガレージ保管なら痛まない!
机周囲の壁には趣味で集めているミニカーがびっしりと並べてある。「パッケージのまま開封せずに眺めるのが好きなんです」と、ちょっぴりマニアックなこだわりを見せる野口さん。左側の棚にはレース用の革ツナギのほか、Team KAGAYAMA代表であるライダー、加賀山就臣さんのサイン入りヘルメットなど、お宝が並ぶ。
──休日は2人で一緒にバイクで出かけることも多いという野口さんだが、やはり1人で趣味に没頭できる作業スペースがあるのは嬉しいと言う。ガレージ内には整備士らしく大型のツールボックスが並び、壁には趣味で集めたミニカーのパッケージがズラリ。もちろん革ツナギやヘルメットなどバイク用品も数多く収まっている。床には滑り止めを兼ねたクロスが貼られているが、今後もさらなるガレージのカスタムは考えているのだろうか?
「僕の場合、バイクの収納スペースと言うより、作業場的な意味が大きいので、飾ることより実用面を充実させたいですね。具体的にはバイクのパーツが多くて今は隅に積んである状態ですが、ここは棚を設置して整理したいな、と思っています。」
野口さんのバイクガレージライフはこれからもつづく
手間とお金をかけてキレイに仕上げたマシンは、ガレージに格納しておくことで錆など劣化の心配がほとんど無いので「バイク好き、カスタム好きには最高の環境です」と野口さん。資金に余裕が出来たら将来はもう少し広いプレミアムガレージハウスに引っ越すのもいい、と考えているとか。このようなガレージのある生活からは「楽し過ぎてもう離れられない」と言う。野口さんのガレージライフは、今後ますます充実していくことだろう。
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ガレージの奥には明かり採りになる窓のほか、換気扇やエアコン設置用の穴とコンセント、竿受けを標準で装備。野口さんは上に板を渡してヘルメット置きに活用。
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プレミアムガレージハウスは警備会社のセキュリティシステムに加入済み。ガレージの壁には不審者を感知するセンサーが備え付けられている。
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2階の居室のほか、ガレージにもインターホンのスピーカーが設置されている。ガレージを閉めて作業をしていても来客がわかるので便利だ。
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もとから壁紙はなく、入居者が自由に画鋲やピンを打ったり、好みの壁紙を張ることが前提となっている。むき出しの壁材も、見せることを意識して白い化粧ビスを使用。
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パソコンで作成したラッピングシートのデザインを切り出す業務用のカッティングマシン。バイクと同じぐらい大切な宝物だと言う。
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ガレージと玄関内側の土間との間には引き戸があるので、雨の日なども外に出ることなく、居室とガレージの行き来ができる。引き戸は施錠も可能だ。
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普段の収納状態。奥にGSX-R750とハヤブサ、手前にアドレスV125とPCX、さらにレストア途中のZX-10Rが格納されているが、手前にはまだ余裕がある。
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写真左側のド派手なカラー&ラッピングが施されているのは彼女のハヤブサ。整備ばかりかこちらもプロ並みの美しい仕上がりだ。自身の白いGSX-R750はこれからラッピングを仕上げる予定だとか。
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首都高高井戸出口から1km、新宿までも近い好立地のバイクマンション。 -
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