バイクのことならバイクブロス：トップ » ガレージ付き住居で愛車と一緒に暮らす　賃貸バイクガレージライフ » 『駿河ベース』が可能にする楽しいバイクライフを想像してみる!?

2018年3月16日

取材協力／バリュープランニング　車両協力／モータ−アプラザカワイ
取材・写真・文／野岸 泰之
構成／バイクブロス・マガジンズ編集部

ガレージ付きの住まいでの暮らしはライダーなら誰でもあこがれるもの。家を建てるとなると大変だが、ガレージ付き賃貸アパート『プレミアムガレージハウス』なら簡単に実現できる。それは何も、いま住んでいる場所の近くに限定する必要なんかないのだ。たとえば静岡でガレージ付きアパートを借り、週末の別荘代わりにする、なんて使い方もアリ。静岡市にある『駿河ベース』を借りるとどんなバイクライフが送れるのか……東京に住む会社員、Tさんが物件周辺の走りどころをツーリングしつつ内覧会に参加してみた。

週末の秘密基地を手に入れる!!
プレミアムガレージハウスの楽しみ方

東京から静岡市までは、東名高速で2時間もあれば十分。Tさんの愛車、BRP製の『can-am Spyder RT（カンナム・スパイダー RT）』なら、快適なハイウェイクルージングを楽しんでいるうちに、あっという間に到着だ。

目指す『駿河ベース』は、静岡インターチェンジの北西、約10分。安倍川にほど近い住宅街の一角にある。すでに内覧会の準備は整っていたが、『駿河ベース』オーナーの蒔田正孝さんは「この周辺は走って楽しいところがいっぱいあるんですよ。せっかくだからちょっとツーリングしてくれば？」と言って、オススメのルートを教えてくれた。

蒔田さんはハーレー・ダビッドソンXL1200Rに乗る現役のライダー。そんな人がオーナーの物件だと、それだけで楽しいバイクライフが送れそうだ。

まずは『駿河ベース』のすぐ裏手にある小さな山へとマシンを走らせる。細いクネクネ道を数分走ると……眼下には安倍川、その向こうに雪を抱いた富士山がクッキリと見えていた。こんな場所がすぐ近くにあるなんて、それだけで毎日の生活が楽しくなるだろう。

さて、とりあえず海を目指しつつ、向かったのは静岡市のお隣り、焼津方面。ここには静岡で唯一のカンナムスパイダー正規代理店『モータープラザカワイ』がある。

せっかくなのでちょっと顔を出してから、海方面へ。県道416号線はちょっと細めの県道だけど、途中、海に突き出た部分を走るところもあって気分爽快。視線の先には富士山まで見えて、最高にテンションが上がる。

さらにそこから続く国道150号線は、通称“いちご海岸通り”と呼ばれる道で、海沿いをまっすぐに走る快走ルートなのはもちろん、道路脇に石垣いちごの畑が続き、1月から5月ぐらいまでの間はいちご狩りが楽しめるという、2倍楽しめるルート。

もしいちご狩りをする余裕がなくても、久能山東照宮の参道入り口付近には、いちごスイーツが食べられるお店などもあるから、休憩ポイントにするだけでも楽しめそうだ。

国道を離れ、続いてTさんが向かったのは日本平パークウェイ。ここはかつて有料道路だっただけあり、走りごたえのあるワインディングロード。ところどころから富士山が見え、展望台もあるなど、走りだけでなく景色も楽しめる、絶好のツーリングスポットだ。

このあとは静岡市内へとハンドルを切り、内陸方面へ。『駿河ベース』からもほど近い国道362号線は、藁科川に沿って走る快走ルート。周囲にはお茶畑が点在し、先ほどまでとはまた違った静岡らしい景色を楽しめる。

そのまま山の方へ向かえば、大井川鉄道の走る川根エリアへと至る、ツーリングには最適な道。今回は途中まで行って引き返してきたけれど、入浴施設やお茶カフェなどもあり、走り以外も楽しめそうだ。

『駿河ベース』に戻ると、内覧会は多くのライダーでにぎわっていた。

実はTさん、思い切って転職し、地方に移住するのもいいな、とひそかに考えていたという（近くにカンナムスパイダー正規代理店『モータープラザカワイ』もあったので安心！）。

また、たとえ移住しないにしても『駿河ベース』のような、安心して愛車を保管できるガレージハウスを借りて、集まった仲間との遊びの基地にする、というパターンでも十分楽しめそうだな、と気付かされたとか（カンナムスパイダーとハーレーを格納しても余裕のスペースがあるし）。

「静岡は海も山も、川もある。カンナムスパイダーをこちらのガレージに置いておき、週末にバイクで来て思う存分乗り回す……そんな生活も悪くないですよね」とTさん。軽い気持ちで参加した内覧会だったが、これからの人生を楽しむ大きなヒントを得たようだ。