マジカルレーシング(Magical Racing)の最新情報

マジカルレーシング

Magical Racing

■MotoGPマシンにも採用されたスクリーンとカーボン外装/マジカルレーシング■
「ウチはFRP屋です」と言う、マジカルレーシング。FRP=ファイバー・リーインフォースド・プラスチック。繊維強化プラスチックのことで、これは複合素材の原点であると同社は捉え、それにより自らのコンセプト“軽く、強く、機能的で格好良く”を生かしたパーツ群を製作しています。その創業(=法人化したのは1983年末のこと)はバイクブームのまっただ中で、当時国内でもようやくカウル装着に認可が下りた(82年7月解禁)頃です。いわゆるスタンダード、今で言うネイキッドバイクにカウルを付けるという行為も、だんだんと広まってきます。そこに、人気の400/250ccクラス車両を中心に、FRPで製作したカウルを供給し始めたのです。競合も多い中でマジカルレーシングのカウルは機能面や取り付けの良さなどで人気を得ていきます。90年代に入るとFRPに加えてCFRP=カーボン材も多く扱い始め、スクリーンも手がけます。02年から始まったMotoGPでは、Fortuna YZR-M1やケニー・ロバーツのモデナスKRシリーズに、そのトリム付きスクリーンや外装が使われ始めます。光学レンズ並みのアクリル成型技術やコーティング、またカーボン成型技術が高く買われたのです。そうした背景から今も高精度・軽量・高機能でルックスもアップするという同社コンセプトを貫いての外装や、フレーム/スイングアームカバー等も続々と製作・販売しています。変わったところでは工業製品デザインや少量生産にも対応しています。

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