ヤマハ | YAMAHA FZ400R

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車輌プロフィール

FZ400Rは、レーサーイメージを持つことが、スポーツバイクに欠かせないものだった時代、1984年5月に登場した。4スト400cc以下(2ストは250cc以下)の市販モデルで競われるTT-F3レースに参戦するためのマシンが強力にイメージされており、「全身フォーミュラⅢ感覚」という見出しが、その印象を決定付けていた。丸目2灯ヘッドライトをマウントしたハーフカウルを備えていたが、日本国内でカウル装備が認可されたのは、1982年以降のこと。自主規制値(当時)いっぱいの59psを発揮する水冷4スト直列4気筒DOHCエンジンに、クロスレシオの6速ミッション、トリプルディスクブレーキを組み合わせ、80年代らしく、フロントホイールは16インチを採用した(回頭性が良いとされていた)。1986年にはマイナーチェンジを受け、セパレートハンドルやフットレストをアルミ製のものとするなどの変更を受けた。87年には、フルフェアリングを装備した。

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