ヤマハ | YAMAHA ビラーゴ250(XV250ビラーゴ) | XV250 Virago

車輌プロフィール

1988年1月に発売されたXV250Virago(ビラーゴ250)は、当時ヤマハが進めていたアメリカンクルーサー・ビラーゴシリーズの第3弾モデルだった。大型(XV750)、中型(XV400)に続き、軽二輪クラスを加えることで、需要の幅を広げようとしていた。搭載されたのは、248ccの空冷4ストV型2気筒エンジンで、Vバンクの挟み角は60度。ボアストロークは49ミリ×66ミリのロングストロークタイプで、クルーザーらしい鼓動感と低回転域からのトルクを重視したエンジンだった。デビュー当初から、ハンドルバー形状はフラットタイプとプルバックスタイルの2種が設定されてもいた。翌年のスペシャルモデル設定や92年のマイナーチェンジを経て、94年にはシーシーバーなどを標準装備するとともに、専用外装パーツを持つXV250Sビラーゴ(XV250ビラーゴS)が追加設定された。96年には、標準タイプ(XV250ビラーゴ)がシンプル装備かつプルバックスタイルのみとなり、その後、日本国内での販売は終了した。但し、北米などでは継続販売されており、日本でも2000年代に逆輸入車として販売されていたことがあった。なお、日本での販売終了後に後継モデルとして登場したのが、ドラッグスター250(2000年6月~)だった。

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