ドゥカティ | DUCATI モンスター1100 | Monster 1100

中古車価格帯

車輌プロフィール

モンスター1100は、2009年に登場したニューモデル。リッタークラスの空冷エンジンを搭載、というくくりでは、モンスターS2R1000の後継車にあたった。その上で、前年にはモンスター696が、1993年以来のモンスター・スタイルを一新してのデビューを済ませており、モンスター1100は、その新生モンスター・シリーズのセカンドモデルでもあった。モンスター696とはフレームを共有することもあり、全体のルックスはそっくりながら、大きく異なるのは、モンスター1100のスイングアームが、片持ち式であったこと。この点はモンスターS2R1000との共通点だった。エンジンは、ムルティストラーダ1100(2007年-)用の1,078ccデュアルスパーク(点火プラグがシリンダーあたり2本)ユニットをベースにしたもの。乾式クラッチを採用していたところも、S2R1000ゆずりだった。足回りにオーリンズを採用した上級仕様のSタイプ(モンスター1100S)もラインナップされた。2010年モデルまで設定され、2011年には、Sタイプと統合されて、モンスター1100EVOへとバトンタッチした。

ドゥカティ Monster 1100のユーザーレビュー・写真
 
2010年式 2年 12000km乗ったレビュー

満足している点

・Lツインのエンジンが楽しく、乗っていて飽きない。調子良く乗っている時は、今までのバイクの中で一番楽しかった。

・1100ccで200kg切っていてコンパクトなので乗りやすい。立ちゴケしそうになっても、なんとか踏ん張れる。

・ネイキッドの割には高速道路の走行が苦手ではない。燃費も法定速度で走っている分には、25km/L以上でした。

・ギアの守備範囲が広いので、ギアチェンジなしで走れて楽。

不満な点

・乾式クラッチは、街乗りではちょっと神経使います。山の中とかはいいんですが。。。

・低速走行はあまり向いていないので、気にせず走るといつの間にか結構なスピードになっていたりします。なので街乗りは、上記の乾式クラッチの件と相まって私的にはちょっと苦痛でした。

・タイミングベルト、乾式クラッチ、サイクルの短いエンジンオイル等、他の大型バイクに比べて維持費がかかる。

・始動性が悪い。

これから購入する人へのアドバイス

・不具合が結構あるかと思いましたが、ノートラブルでした。

・私は主に、休日の早朝に近くの山まで100km程走って帰るという使い方をしてました。

・中古はSと比べて安いので、こだわりのない人にはオススメです。

総合評価: 4
年式:2010年  燃費:一般道:20.0km/L  高速道:25.0km/L
投稿者:ですです
投稿日:2017-06-04 11:57:17
良くも悪くも個性的

満足している点

①デザイン…小さいフロントスクリーンや、筋交いみたいなトレリスフレームに少し違和感も感じましたが、個性的なスタイルに一目ぼれでした。特に、リアの片もちのスイングアームと2本出しマフラーの取り回しがカッコいいと思います。(マフラー自体は形状がいまいちなので、社外品に交換しました)
②エンジン…メカノイズや振動は大きめで、回転数によっては手が痺れてくることもありますが、操っている実感があります。排気量の割には馬力も控えめですが、持て余す感じがなくてワインディングが楽しめます。
③軽さ…実際には、カタログ値よりは重いらしいですが、それでも国産のリッターバイクよりはかなり軽いと思います。感覚的には、以前所有していたCB400SFと変わらない位です。

不満な点

①維持費…12か月点検の費用が、オイル交換込みで3万円強かかりました。こんなものなのかもしれませんが…。車検時が心配です。
②積載性…荷かけフックなし、シート下のスペースもほとんどありません。シートも後ろが絞った形で、バッグの安定感はいまいちです。
③近々、1100EVOが出ます!エンジンは更にパワーアップし、電子制御が装備されるようで…。気になります。
④バックミラーは振動でブレがひどいです。後方の車種判別が困難なので、追尾されても気づかないかも。
⑤3000回転位でゆっくり走っていると、振動で右手が痺れてきます。

これから購入する人へのアドバイス

①ネイキッドにしては、前傾がきついです。ゆっくり走る時は疲れるかもしれません。
②夏場、渋滞などではエンジンからの熱が辛く、フレームも発熱します。革パン着用をお勧めします。

総合評価: 4
年式:2009年  燃費:一般道:17.0km/L  高速道:24.0km/L
投稿者:1100
投稿日:2011-05-08 10:41:02
最高に楽しいです。

満足している点

黒×シルバーのシンプルなカラーリングに惚れてノーマル1100にしました。
カーボンパーツは魅力的でしたが、徐々に変えていこうかと。

サスもノーマルのイニシャルを変え、最適なポジションを見つければ、
十分以上だと思います。

1年で4,000キロ走りましたが、パーツを換えると操作感、乗り味が
体感できるほど変わります。ちょっとづつ自分好みに近づいていくのが
楽しいですね。

APTCクラッチと内圧コントロールバルブを装着すると、市街地(渋滞)から
高速までストレスなしです。
エンジンブレーキも適度に抑えられ、クラッチも軽くなり(操作感はほとんど変化なし)

専ら、普段は箱根・伊豆・富士五湖方面を走っています。
宿泊を伴うツーリング時のみリアBOXつけてツーリング仕様にしていますが、
35L程度までのBOXでしたら、見た目のバランスも悪くないと思います。
一度使うと便利すぎて止められません。

不満な点

基本的に不満はありません。
95PSは(軸出力87馬力でした)は、気負わずに乗れる範囲なので、
とても乗り易く感じますね。

S2R1000や旧ムルティ1100に比べ、2000回転でも結構いけるとの
インプレを見ましたが、ノーマルではちょっとギクシャク気味でした。
AELLAの内圧コントロールバルブを装着し、4気筒マシン並みに
低回転域がスムースになりました。
これでR134(江ノ島周辺)の渋滞も怖くありません(笑)

その他気になるところは、社外パーツでほぼ解消できます。

これから購入する人へのアドバイス

普通のライダーでしたら、予算が許す限り排気量の多い方がマルチに楽しめると思います。18年ぶりにリターンしたへなちょこライダーでもなんとかイケています。年を重ねると、ツーリング的な使い方が増えるので大排気量だと風圧以外はとってもラクです。

696、796も試乗しましたが、爆発感(鼓動感)以外は違いはそんなに感じませんでしたが、余力感は当然圧倒的に1100でした。
乾式クラッチのクラッチダストは、時々クラッチカバーを外して軽く掃除してあげる必要がありますね。
国産モデルのようにほぼメンテフリーで乗れる訳には行きませんが、
乗った後に、軽くボディを拭き、ちょっと錆が浮き出てきたら磨いたり、オイルを差したりする程度で十分です。
雨については、ツーリング時の雨天走行程度ですが、その後走行に支障が出る事は全くありません。
ツーリングに行くときは、概ね1泊で総走行距離1,000キロ程度走りますが、そんなに疲れません。

総合評価: 5
年式:2009年  燃費:一般道:22.0km/L  高速道:24.0km/L
投稿者:A&D
投稿日:2010-10-29 09:37:22