ホンダ | HONDA NSR250R /SP/SE
NSR250Rは、1986年10月に初期型モデルが発表されたロードスポーツモデル。前身モデルは、NS250R(1984-1986)で、ともにVバンク角90°の水冷2ストローク2気筒エンジンを搭載しており、ロードレース世界選手権(WGP・のちのMotoGP)250ccクラスで2年連続(1985年・86年)のチャンピオンマシンとなったNSR250のレプリカモデルだった。NSR250Rは、約10年間のモデルライフの中で、初期型のMC16から、のちに最強のNSRと呼ばれることになる1988年登場のMC18型へとつながり、続いてMC21(1990年)、そして最終型のMC28(93年)と、レーサー直系モデルらしい短いスパンでの進化を続けていった。また、その過程の中で、軽量なマグネシウム製ホイールやレーサーのような乾式クラッチなどを備えたSP仕様やSE仕様をラインナップしていった。また、MC28では、量産市販車として世界初となる、電子機能を持たせたPGMメモリーカード・システム(カードキー)を採用するなど、走行性能以外での技術的な進化の実践車種ともなった。1996年発売モデルが最終型となった。
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