ホンダ | HONDA CBR900RRファイヤーブレード | CBR900RR FireBlade

車輌プロフィール

2000年代に隆盛を極めるリッタークラススポーツは、1992年に登場したFireBlade(北米仕様名称・CBR900RR)に始まった。大排気量車=ハイスピードツアラーという性格が当りまえだった時代に、 軽量でコンパクトな車体が生み出す軽快な運動性能を重視するコンセプトがエポックメイキングとなったのである。初代モデルの乾燥重量は182kgで、これはホンダCBR600Fよりも軽量だった。水冷直列4気筒エンジンの排気量は、893ccからスタートし、1996年のモデルチェンジでは918ccまで拡大された。ファイヤーブレード・シリーズは、CBR900RRとして1999年まで続き、2000年にはCBR929RR、2002年になるとCBR954RR、2004年からはCBR1000RRへと継続されながらヒストリーを構築していった。※輸出専用モデル

1999年 CBR900RR FireBlade (カタログメイン)
1999年 CBR900RR FireBlade
カラーチェンジ
1999年モデル
ホンダ CBR900RR FireBlade

ファイヤーブレードとしては継続されるが、CBR900RRとしての最終モデル。この年限りで、キャブレター式の燃料供給装置が終了した。翌年にはCBR929RR(北米名称)へとモデルチェンジした。※バイクブロスではCBR929RRを別モデルとした。

基本スペック

タイプグレード名 CBR900RR FireBlade
モデルチェンジ区分 カラーチェンジ
仕向け・仕様 海外向けモデル
全長 (mm) 2040
ホイールベース (mm) 1405
シート高 (mm) 810
乾燥重量 (kg) 180
乗車定員(名) 2
原動機種類 4ストローク
気筒数 4
シリンダ配列 並列(直列)
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 918
カム・バルブ駆動方式 DOHC
気筒あたりバルブ数 4
内径(シリンダーボア)(mm) 71
行程(ピストンストローク)(mm) 58
圧縮比(:1) 11.1
最高出力(PS) 130
最高出力回転数(rpm) 10500
最大トルク(kgf・m) 9.4
最大トルク回転数(rpm) 8500
燃料供給方式 キャブレター
燃料タンク容量 (L) 18
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式
点火プラグ標準搭載・型式 CR9EH-9
点火プラグ必要本数・合計 4
搭載バッテリー・型式 YTX9-BS
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・6段変速
変速機・操作方式 フットシフト
動力伝達方式 チェーン
チェーンサイズ 525
標準チェーンリンク数 108
フレーム型式 アルミツインスパー
キャスター角 25°
トレール量 (mm) 95
ブレーキ形式(前) 油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
ブレーキオイル適合規格 DOT 4
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
懸架方式(後) スイングアーム式
タイヤ(前) 130/70ZR16
タイヤ(前)構造名 ラジアル
タイヤ(前)タイプ チューブレス
タイヤ(後) 180/55ZR17
タイヤ(後)構造名 ラジアル
タイヤ(後)タイプ チューブレス