トライアンフ | TRIUMPH スプリントGT | Sprint GT

車輌プロフィール

スプリントGTは、スプリントSTをベースに、ツアラーとしての性格を強調したモデルとして、2011年に登場した。その意図は、ST(スポーツツアラー)が、GT(グランドツアラー)に変化したことに明確となっているが、具体的な車体の構成としては、スイングアームの延長により、ホイールベースが、STよりも80ミリ長くなり、直進安定性が向上したことや、あわせてパッセンジャーシートも大きくなったことなどが挙げられた。また、スプリントSTではセンターアップだったマフラーが、一般的な右下一本出しに変更されているが、このことも車体の低重心下をもたらすことになり、安定性向上にも寄与していた。また、スプリントST時代から、日本向けには標準装備だったパニアケースは、容量が増大(31リッター)してもいた。排気量1,050ccの水冷3気筒エンジンは、吸排気系セッティングの見直しで、中低速域での扱いやすさと最高出力の向上(+5ps)が図られていた。ABS(アンチロックブレーキシステム)を標準装備。

2013年 Sprint GT パシフィックブルー(カタログメイン)パシフィックブルー
2013年 Sprint GTパシフィックブルー 2013年 Sprint GTファントムブラック
2013年モデル
トライアンフ Sprint GT

基本スペック

タイプグレード名 Sprint GT
仕向け・仕様 海外メーカーモデル
全長 (mm) 2260
全幅 (mm) 760
全高 (mm) 1210
ホイールベース (mm) 1537
シート高 (mm) 815
車両重量 (kg) 265
乗車定員(名) 2
原動機種類 4ストローク
気筒数 3
シリンダ配列 並列(直列)
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 1050
カム・バルブ駆動方式 DOHC
気筒あたりバルブ数 4
内径(シリンダーボア)(mm) 79
行程(ピストンストローク)(mm) 71.4
圧縮比(:1) 12
最高出力(kW) 96
最高出力(PS) 130
最高出力回転数(rpm) 9200
最大トルク(N・m) 108
最大トルク回転数(rpm) 6300
燃料供給方式 フューエルインジェクション
燃料タンク容量 (L) 20
燃料(種類) ハイオクガソリン
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式
点火プラグ標準搭載・型式 CR9EK
点火プラグ必要本数・合計 3
搭載バッテリー・型式 YTX14-BS
バッテリー容量 12V-12Ah
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式
エンジンオイル容量※全容量 (L) 3.5
推奨エンジンオイル(SAE粘度) 10W-40
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・6段変速
変速機・操作方式 フットシフト
1次減速比 1.750
2次減速比 2.211
変速比 1速 2.733/2速 1.947/3速 1.545/4速 1.292/5速 1.154/6速 1.100
動力伝達方式 チェーン
スプロケット歯数・前 19
スプロケット歯数・後 42
標準チェーンリンク数 116
フレーム型式 アルミ製ビーム・ツインスパー
キャスター角 23.5°
トレール量 (mm) 84
ブレーキ形式(前) 油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
ブレーキオイル適合規格 DOT 4
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 倒立フォーク
フロントフォーク径(φ) 43
フロントホイールトラベル(mm) 127
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1
リアホイールトラベル(mm) 152
タイヤ(前) 120/70ZR17
タイヤ(前)構造名 ラジアル
タイヤ(前)タイプ チューブレス
タイヤ(後) 180/55ZR17
タイヤ(後)構造名 ラジアル
タイヤ(後)タイプ チューブレス
ホイールリム幅(前) 3.5
ホイールリム幅(後) 5.5
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) 2.50
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) 2.90
ヘッドライト定格(Hi) 55W
ヘッドライトタイプ(Hi) H7
テールライトタイプ LED
スピードメーター表示形式 アナログ
メーター表示:燃料計
メーター表示:エンジン回転計
メーター表示:時計
車両装備:アンチロックブレーキ(ABS)
車両装備:キャリア
車両装備:サイドボックス
車両装備:センタースタンド