トライアンフ | TRIUMPH スクランブラー400XC | Scrambler 400XC

車輌プロフィール

スクランブラー400XCは、2025年5月にインドで発表された。当初はインド市場向けというかたちだったが、同年7月に世界発売が発表され、日本市場への導入も決まった。ベースとなったのは、日本でも2023年10月に発売されたスクランブラー400Xで、レトロスクランブラースタイルのベースモデルに対して、よりオフロード走行に適した装備とルックスに仕立てられていた。その要素は、ヘッドライト上部のミニカウル、アップタイプのフロントフェンダー、アルミ製のサンプガード(エンジンの下)、ワイヤースポークタイプの前後ホイールなど。スポークホイールながら、組み合わされたのはチューブレスタイヤだった。オフロード走行に適したABS,トラクションコントロールを装備。アナログの速度計とLCDを一体化させたメーターパネルを採用し、USBタイプCポートも備えていた。排気量398ccの水冷単気筒エンジン(最高出力29.4kW)を搭載しており、欧州では(最高出力基準で)A2免許で、日本では(排気量基準で)普通二輪免許で運転可能だった。

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