アプリリア | aprilia RS250

車輌プロフィール

20世紀末になると、2ストロークエンジンのレーサーレプリカが、次々と姿を消していった。その中で、21世紀初頭まで販売されていたのが、アプリリアRS250だった。初登場は1995年モデル(発表は94年のケルンショー)。スズキRGV250ガンマ輸出仕様の水冷2ストV型2気筒エンジンを搭載していた。モデル設定としては、WGP(後のMotoGP)・GP250クラス(後のMoto2クラス)に参戦するRSV250(RSW250)のレプリカモデルとなっていた。1998年にマイナーチェンジを受け、多機能メーターを装備した。Vガンマの輸出向けフルパワー仕様をさらにチューニングした250ccの2ストエンジンからは、70psを発揮。国内メーカーの2ストレプリカが、40ps(1992年までは45ps)の自主規制値にあったことと比較すれば、そのパフォーマンスの差は明らだった。

2003年 RS250 (カタログメイン)
2003年 RS250
2003年モデル
アプリリア RS250

2003年モデルは、RS250のファイナルエディションとして販売された。

基本スペック

タイプグレード名 RS250
仕向け・仕様 海外メーカーモデル
全長 (mm) 1980
全幅 (mm) 710
全高 (mm) 1180
ホイールベース (mm) 1365
シート高 (mm) 810
乾燥重量 (kg) 140
乗車定員(名) 1
原動機種類 2ストローク
気筒数 2
シリンダ配列 V型(L型)
シリンダバンク角(°) 90
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 249
最高出力(PS) 70
最高出力回転数(rpm) 9750
最大トルク(kgf・m) 4
最大トルク回転数(rpm) 8500
燃料供給方式 キャブレター
燃料タンク容量 (L) 19.5
燃料タンク・リザーブ容量 (L) 3.6
エンジン始動方式 キックスターター式
エンジン潤滑方式 分離給油(2スト)
変速機形式 リターン式・6段変速
動力伝達方式 チェーン
スピードメーター表示形式 アナログ
メーター表示:エンジン回転計