ヤマハ | YAMAHA YZ250F

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車輌プロフィール

YZ250Fは、249ccの水冷4スト単気筒DOHCエンジンを搭載したモトクロスレーサー。末尾の「F」は、4ストロークのこと。イヤーモデル制の中で、毎年夏ごろに、翌年式のモデルが登場していったが、競技用モデルだけに、大小の仕様変更が繰り返され、戦闘力が向上していった。2019年モデルでは、いよいよセルフスターターを装備した。軽量コンパクトなリチウムイオンバッテリーが使えるようになったため。競技中のエンストを最小限のロスとするには、セル装備は有効だった。2021年モデルでは、フレーム、エンジンともにブラッシュアップされた。2022年モデルでは、リアホイールハブやドライブチェーン、スプロケの軽量化などが図られた。2024年モデルでは、エンジン内部、ECU(エンジンコントロールユニット)、フレームへのエンジン搭載、フラット形状が強められたシート形状など、様々な仕様変更を受けた。2025年モデル、2026年モデルでも各種の最適化が図られた。※ナンバー取得、公道走行は不可

2019年 YZ250F ディープパープリッシュブルーソリッドE(カタログメイン)ディープパープリッシュブルーソリッドE
2019年 YZ250FディープパープリッシュブルーソリッドE
フルモデルチェンジ
2019年モデル
ヤマハ YZ250F

フルモデルチェンジを行った2019年モデル。エンジンは、スロットルレスポンスを向上させつつ、パワフルで扱いやすい特性を求めて、新設計のアルミ鍛造ピストンの採用や吸気側カムプロフィールの最適化などが行われた。また、ハーフクラッチ時に優れたタッチフィールを可能とする大容量クラッチの採用や、YZ450F同様の新設計フレームの採用、セルフスターター(バッテリーはリチウムイオン)の装備などが行われた。また、スマートフォン(発売当時の携帯情報端末)と専用アプリを用いてエンジンセッティングを行うことも可能となった。これは上位モデルのYZ450Fが2018年モデルで搭載したものと同様の仕様だった。

基本スペック

タイプグレード名 YZ250F
モデルチェンジ区分 フルモデルチェンジ
発売年 2018
発売月 8
仕向け・仕様 国内向けモデル
全長 (mm) 2175
全幅 (mm) 825
全高 (mm) 1285
ホイールベース (mm) 1475
最低地上高(mm) 335
シート高 (mm) 970
車両重量 (kg) 106
乗車定員(名) 1
原動機種類 4ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 249
カム・バルブ駆動方式 DOHC
気筒あたりバルブ数 4
内径(シリンダーボア)(mm) 77
行程(ピストンストローク)(mm) 53.6
圧縮比(:1) 13.8
燃料供給方式 フューエルインジェクション
燃料タンク容量 (L) 6.2
燃料(種類) ハイオクガソリン
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式
エンジンオイル容量※全容量 (L) 0.95
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・5段変速
変速機・操作方式 フットシフト
1次減速比 3.352
2次減速比 3.846
変速比 1速 2.142/2速 1.750/3速 1.444/4速 1.222/5速 1.041
動力伝達方式 チェーン
スプロケット歯数・前 13
スプロケット歯数・後 50
チェーンサイズ 520
標準チェーンリンク数 114
フレーム型式 セミダブルクレードル
キャスター角 26°50′
トレール量 (mm) 119
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 倒立フォーク
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1
タイヤ(前) 80/100-21
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)荷重指数 51
タイヤ(前)速度記号 M
タイヤ(前)タイプ チューブタイヤ
タイヤ(後) 100/90-19
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)荷重指数 57
タイヤ(後)速度記号 M
タイヤ(後)タイプ チューブタイヤ
ホイールリム幅(前) 1.6
ホイールリム幅(後) 1.85