ヤマハ | YAMAHA マジェスティ | MAJESTY

車輌プロフィール

20世紀末から21世紀のはじめごろに巻き起こったビッグスクーター・ブーム。その中心にいたのが、マジェスティだった。250ccスクーターがマジェスティ以前になかったわけではないが、マジェスティなくしてあのブームはなかった。初代マジェスティの登場は、1995年のこと。スポーティなルックスと走りで人気となったが、ブレイクしたのは世紀をまたぐ2000年に登場した2代目モデルだった。さまざまにカスタマイズされたマジェスティが街にあふれ、他のメーカーからも対抗馬が続々と登場(カワサキさえも、スズキからのOEM供給を受けてビッグスクーターを発売)し、「ビッグスクーター」というカテゴリーを確たるものにした。ヤマハも、あらかじめカスタマイズされた状態で販売されたマジェスティCをリリースし、勢いに乗っていった。3代目が登場したのは、ブームが沈静化していた2007年。ここからは、スポーティでカスタムの素材になるバイクではなく、スタイリッシュで快適なスクーターとなった。2012年モデルで新しいフロントマスクなどを得るマイナーチェンジを受け、2014年モデルをもって、生産終了となった。なお、ヤマハのスクーターシリーズは、TMAXやNMAXのような「MAX・シリーズ」が中心となり、2018年からは、国内の250ccクラスにXMAX(エックス・マックス)が投入された。

2000年 MAJESTY シルキーホワイト(カタログメイン)シルキーホワイト
2000年 MAJESTYシルキーホワイト 2000年 MAJESTYビビッドレッドカクテル 2000年 MAJESTYベリーダークブルーカクテル4 2000年 MAJESTYマーブルシルバー
フルモデルチェンジ
2000年モデル
ヤマハ MAJESTY

基本スペック

タイプグレード名 MAJESTY
モデルチェンジ区分 フルモデルチェンジ
型式 BA-SG03J
発売年 1999
発売月 10
仕向け・仕様 国内向けモデル
全長 (mm) 2140
全幅 (mm) 750
全高 (mm) 1350
ホイールベース (mm) 1535
最低地上高(mm) 120
シート高 (mm) 700
乾燥重量 (kg) 156
車両重量 (kg) 168
乗車定員(名) 2
燃料消費率(1)(km/L) 41.0
測定基準(1) 60km/h走行時
原動機型式 G312E
原動機種類 4ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 249
カム・バルブ駆動方式 OHC(SOHC)
気筒あたりバルブ数 2
内径(シリンダーボア)(mm) 69
行程(ピストンストローク)(mm) 66.8
圧縮比(:1) 10
最高出力(kW) 16
最高出力(PS) 22
最高出力回転数(rpm) 7500
最大トルク(N・m) 22.6
最大トルク(kgf・m) 2.3
最大トルク回転数(rpm) 6000
燃料供給方式 キャブレター
燃料供給装置形式 5GM
燃料タンク容量 (L) 12
燃料(種類) レギュラーガソリン
満タン時航続距離(概算・参考値) 492.0
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式
点火プラグ標準搭載・型式 DR8EA
点火プラグ必要本数・合計 1
搭載バッテリー・型式 GT7B-4
バッテリー容量 12V-8Ah
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式
エンジンオイル容量※全容量 (L) 1.4
推奨エンジンオイル(SAE粘度) 10W-40
クラッチ形式 乾式・多板・遠心
変速機形式 Vベルト式・無段変速
1次減速比 2.666
2次減速比 2.533
フレーム型式 パイプバックボーン
キャスター角 28°00′
トレール量 (mm) 103
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
ブレーキオイル適合規格 DOT 4
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
懸架方式(後) ユニットスイング式
タイヤ(前) 100/90-12
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)荷重指数 64
タイヤ(前)速度記号 L
タイヤ(前)タイプ チューブレス
タイヤ(後) 130/70-12
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)荷重指数 62
タイヤ(後)速度記号 L
タイヤ(後)タイプ チューブレス
ホイールリム形状(前) MT
ホイールリム幅(前) 2.75
ホイールリム形状(後) MT
ホイールリム幅(後) 3.5
ヘッドライト定格(Hi) 35W/35W
テールライト定格(制動/尾灯) 21W/5W
スピードメーター表示形式 アナログ
車両装備:ヘルメット収納
車両装備:シート下収納(シート下トランク)
車両装備:センタースタンド