ヤマハ | YAMAHA 350R1

ヤマハ
 | YAMAHA
 350R1

車輌プロフィール

前年の東京モーターショーに展示され、1967年に発売された350R1(YR1)は、当時のヤマハ最大排気量となる348ccの空冷2ストローク並列2気筒エンジンを搭載したスーパースポーツモデル。放熱性に優れたアルミシリンダーやリターン式5速ミッション、ダブルクレードルフレーム、3段階調整可能なリアサスなどを装備していた。前後のタイヤはダンロップと共同開発したもので、新しいトレッドパターンを備えた高速走行用だった。「R1」の名称は、20世紀の終わりに登場するスーパースポーツモデルにも用いられた。余談だが、1968年12月に発生した「三億円事件」で犯人が使ったニセ白バイは、350R1をベースにしていた。

1967年 350R1 (カタログメイン)
1967年 350R1
新登場
1967年モデル
ヤマハ 350R1

基本スペック

タイプグレード名 350R1
モデルチェンジ区分 新登場
発売年 1967
発売月 2
仕向け・仕様 国内向けモデル
全長 (mm) 2060
全幅 (mm) 770
全高 (mm) 1050
ホイールベース (mm) 1335
最低地上高(mm) 145
乾燥重量 (kg) 170
最小回転半径(m) 2.3
乗車定員(名) 2
原動機型式 R1
原動機種類 2ストローク
気筒数 2
シリンダ配列 並列(直列)
冷却方式 空冷
排気量 (cc) 348
内径(シリンダーボア)(mm) 61
行程(ピストンストローク)(mm) 59.6
圧縮比(:1) 7.5
最高出力(PS) 36
最高出力回転数(rpm) 7000
最大トルク(kgf・m) 3.8
最大トルク回転数(rpm) 6500
燃料供給方式 キャブレター
燃料タンク容量 (L) 15
燃料(種類) レギュラーガソリン
エンジン始動方式 キックスターター式
エンジン潤滑方式 分離給油(2スト)
2ストエンジンオイルタンク容量 3.20
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・5段変速
変速機・操作方式 フットシフト
1次減速比 2.870
2次減速比 2.560
変速比 1速 2.545/2速 1.600/3速 1.168/4速 0.950/5速 0.773
動力伝達方式 チェーン
フレーム型式 ダブルクレードル
キャスター角 63°
トレール量 (mm) 88.5
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 正立フォーク
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 2
タイヤ(前) 3.00-18
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)プライレーティング 4PR
タイヤ(前)タイプ チューブタイヤ
タイヤ(後) 3.50-18
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)プライレーティング 4PR
タイヤ(後)タイプ チューブタイヤ
ヘッドライト定格(Hi) 35W/25W
テールライト定格(制動/尾灯) 23W/7W
スピードメーター表示形式 アナログ